これからの住まい

最終更新日:2021.09.03

住まいとは、どんな場所でしょうか?
家族と共に生活を営む場所。仕事や学校から帰って寛ぐ場所。もちろん、これから先もそんな側面は残り続けるのだと思います。しかし、価値観が多様化し、当り前が再定義され続ける現代において、住まいの未来を見据えた時、そういった側面だけでは受け止めきれないかもしれません。

現在の住まいには、一人・家族・画面の向こう側までを取込んで、様々な時間が入組んできています。そして、このような変化はさらに加速するのだろうと思います。
そうした変化を柔軟に受け止め、よりよい人生を歩むための拠点として、住まいの捉え方も変化させていく時期が来ているのではないでしょうか。

例えば、住まいを「安息の場」だけでなく「創造の場」として捉えると、様々な居場所の考え方がより豊かになるかもしれません。創造の場とは何でしょうか?まだはっきりとしたものは掴めていませんが、「共に暮らしを育む人たちと充足感を生み出せる場所」ではないかと思います。

充足感とは、お金で買えるものではなく、誰かが与えてくれるものでもありません。捉えにくく、難しいものかもしれませんが、だからこそ、何にも代え難い価値があるのではないでしょうか。これからの住まいには、そんな豊かな時間を生み出す力が求められているのだと思います。

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