皆さん、こんにちは。
今回は「セカンドキャリア」について考えてみたいと思います。
きっかけは、大学時代の友人から届いた連絡でした。
大手企業に勤める彼が今年で会社を卒業し、
個人事業主として新たな一歩を踏み出したという報告です。
彼らとは定期的に集まり、さまざまな話をしてきましたが、
振り返ると、その時々の年齢に応じた話題だったように思います。
40代後半の集まりでは、将来のキャリアの方向性が見え始め、
50代をどう働くかが話題の中心でした。
それが50代半ばに差し掛かると、さらに定年後の未来が鮮明になり、
今度は「どう遊ぶか」や「いかに健康を維持するか」へと関心が移っていきました。
そしていよいよ50代後半を迎えた私たちは今、
セカンドキャリアという「現実の選択肢」に直面しています。
先の友人のように全く別の道を歩み始める人もいれば、
役職定年や出向を受け入れて穏やかなキャリアを選ぶ人もいます。
そうした視点で改めて自社を見渡してみると、
まさに同じようなキャリアの転換期を迎えている社員が
何人もいることに気づかされます。
これまでは私自身が役員という立場もあり、セカンドキャリアについて
ここまで深く考える機会はありませんでした。
しかし、実際にその年齢に達した友人たちの選択を見て痛感したのは、
セカンドキャリアの選択肢には人によって大きな幅があるということです。
なぜなら、働くことへの価値観や情熱のあり方、家庭の事情、経済的な背景、
そして今後の人生ビジョンは全く異なるからです。
そう考えていくと、セカンドキャリアとは単なる「役職定年や降職」、
あるいは「それに伴う処遇の低下」といった、
単純なルールで片付けられるものではないと強く感じるようになりました。
これからは、一人ひとりの生き方に寄り添った、
その人だけの「固有のキャリア設計」が必要不可欠です。
当社ではこれまでも、定年後のキャリア設計には
丁寧に対応してきたという思いがあります。
今後はそれをさらに一歩進め、50代の段階から、
一人ひとりの価値観に沿ったセカンドキャリア設計を
サポートできる体制をさらに拡充していきたいと考えています。
「人生100年時代」といわれる今。
社員の一人ひとりが、それぞれに望む形で、
生き生きと働ける会社を目指して、これからも取り組んでまいります。