原野会長が考える“家づくり”原野会長が考える“家づくり”

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「間合い」「余白」「Less is more」


「間合い」「余白」「Less is more」

三味線など日本の芸事の世界では
「間合い」のとり方が重要と言われるそうです。
名人と言われる奏者の音はその絶妙な「間合い」によって
聞き手の心にスッと入ってきます。

また、書道や絵画などにおいても、「余白の美」という美意識があります。
この「間合い」や「余白」は、私達の時間と空間に対する意識であり、
日本人にしかない、長い歴史の中で培われてきた感性といえるでしょう。
そしてそれは、住まいづくりにも大きく影響すると思います。

住まいは、そこに住む家族それぞれの暮らしに合うものでなければなりません。
家族ごとに持っている暮らしのスタイルやリズム。
それらを踏まえつつ、その家族が心地よい住まいをどう考えていくか。
今の1家族1家族の時間と空間をどれだけ創り出すことができるか。

私達の中に染み込んでいる「間合い」や「余白の美」という感覚が、
よりクリエイティブな発想に繋がります。
そして住まい手もまた、自分たちの生き方や暮らし方に対して
より刺激的な発想を引き出せるのです。
これは、近代建築の巨匠の一人、ミースが唱えた
「Less is more」とも通じます。
簡素であるがゆえにあらゆる可能性が内包され、
より創造力をかきたてることになる。

私達アルスホームの企業ミッション「創時間・創空間」
これからも住まいにおける絶妙な「間合い」「余白」を
問い続けて行きたいと思います。