Q&A

Q.
新築のにおいが気になる
A.

住宅に使用された塗料や接着剤等が、刺激のある臭いを発生させる場合があります。
においがする場合は、ご入居後、およそ2週間〜1ヶ月の期間は、定期的な窓開け換気などを行いましょう。

Q.
新品の家具のにおいが気になる
A.

新しい家具は、刺激のあるにおいがすることがあります。時々家具の扉をあけ放って通気を行いましょう。
日中に窓を開けて掃除をするときには、新しい家具の扉も開け放つといいでしょう。

Q.
家鳴りがする
A.

新築で暮らし始めると、家の中で「ミシッ・ピシッ」などの音が聞こえる場合があります。
これは家が様々な材料や部材で造られているため、気温や湿度の変化によって収縮、膨張する際に音を発するものです(家鳴り)。
時間が経過するにつれ、そうした音はなくなります。構造や設計の問題ではないのでご安心ください。

Q.
入居後、重い家具を配置したい
A.

工事前に重い家具の設置が決定している場合であれば、必要によって床に補強を施すように配慮していますが、ご入居後に設置とされる場合は、長い間に構造の一部へ悪影響を及ぼすことがありますので、受板等を配慮するなどの工夫が必要です。 
床の荷重限度は1㎡あたり180Kgとなっていますが、重い家具類はできるだけ固めて置かないようにしましょう。

Q.
無垢フローリングの掃除
A.

無垢フローリングは水を吸収してしまいます。
水拭きしたいときや部分的な汚れ落としがしたい場合は『Arbor水性クリーナーワックス』をおすすめしています。
それ以外は乾拭きやモップでの掃除、掃除機などを使用しましょう。

また、下記の注意が必要です。

■ドライタイプのフロアモップは利用できますが、ウエットタイプを使用すると木材の変色の原因となる恐れがあります。
■スチームクリーナーは使用できません。木材の膨張や白濁の原因となります。

Q.
時計やインテリアを、壁面に取り付けたいとき
A.

インテリアなど、重みがあるものを壁面に取り付けたい場合、重みに配慮した取り付け方が必要です。

■取り付けた後、取り外さない場合
「下地探し」という器具を使い、壁の中の下地に取り付けるとしっかりと固定することできます。
「下地探し」はホームセンターなどで、1000円程度で購入できます。

■取り付けた後、取り外す場合
取り外した後に穴が目立ちにくい『トグラー』という製品をおすすめしています。トグラーアンカーは(対応壁厚11~13mmが適正サイズ)42本入り2000円程度で購入できます。
簡単に固定ができ、透明に近い樹脂で、目立ちにくい製品です。
下地 探しの必要もなく、1ヶ所当り4~5kgの重量が固定可能です。
※石膏ボードへの穴あけは、ドリルを使用しなくともドライバー等を刺して、穴を7~8mm程度に広げれば十分です。

■軽量物の場合
「石膏クギ」をおすすめしています。
掛け時計等でも十分に対応可能です。
取り外した後も小さな針穴しか残りません。

Q.
24時間換気の運転について
A.

高気密住宅ではシックハウス対策のため、計画的な換気(24時間換気)を行うことが義務付けられています。
お手入れのため一時的に停止することは問題ありませんが、代わりに窓を開けるなどして換気をするようにしましょう。

Q.
木製建具の開閉時、扉が重いと感じるときがある
A.

ご入居が冬場の寒い時期等においては、部屋間の温度差や湿度差でドアや襖などの建具に反りが生じやすい状態になる場合があります。
1年程度の間に自然に落ち着きますが、開閉に支障のある場合は、弊社まで御相談下さい。

Q.
ブレーカーが落ちてしまう
A.

まずキッチン周辺の電化製品のコンセントを確認しましょう。
消費電力が大きな家電を一緒のコンセントで同時に使用した場合、ブレーカーが落ちて停電することがあります。
グラフのように、短時間に多くの電力を消費する機器類を一度に使用することは控えるようにしましょう。

1.アンペアブレーカー

家全体の消費電力が、電力会社との契約容量を越えると、ブレーカーが落ちます。

2.漏電ブレーカー

電化製品の故障などで漏電が起きた場合ブレーカーが落ちます。

3.安全ブレーカー

一つの回路(部屋)での総容量(消費電力)が20A(2000W)を超えると、個々の回路のブレーカー落ちます。

その他住まいの消費電力を抑える方法として、エアコン設定温度の調整と、フィルターの清掃、トイレの便座の蓋を閉めるなどが考えられます。