左馬の家

最終更新日:2022.03.08

企画開発部の亥上です。

先日、建築中の自邸を見に行きました。完成に近づく自邸を眺めることが家族の楽しみとなっています。

今回は、そんな私たちが家づくりで大切にしたことについてお話したいと思います。

家づくりを始めるにあたり設計を担当してくれた方から、このようなコンセプトイメージを描いていただきました。私たちの家族らしさを表現したものになっています。

「亥上さん家族は心の距離感の近さが素敵ですね」と言っていただけたことが嬉しく、そんな家族であり続けられる家にすることが目標となりました。「何を大切にするか」という共通の価値観ができたことで打合せもスムーズに進めることができたと思います。打合せで色や素材を決める際もこの一貫した価値観に基づいて検討・選択できたので迷うことが少なかったと記憶しています。

そして現在にいたるのですが、家族への想いを「家」という形に表現することができたので満足しています。

私が想いを形にすることを大切にしているのは祖父の刺繍の影響があります。

大病を患った祖父は長い療養の中でこれまでの感謝の念を形として留めておきたいという思いに駆られたそうです。そして日本刺繍に没頭していくのですが、この「左馬」は私の為に作ってくれた作品です。「左馬」は縁起物の意味があり「赤馬」は若者の祝賀に用いられるとされています。

「祖父はどんな想いで作ってくれたのだろうか…」と考えをらせては丁寧に縫われた一針一針に深い愛情を感じられ、思わず涙がこぼれるのです。想いが形となって表されたものはなんて魅力的なのだろうかと感じ、この家づくりにおいても祖父と同じような気持ちで取り組みたいと考えるようになりました。

その為、私たち家族の想いを家として形に表現できたことに大変満足していますし、アルスホームで家づくりができてよかったと思っています。

家づくりの際には、せひ皆様の大切にしていることをお聞かせください。皆様らしい家づくりの実現をお手伝いさせていただきます。