最近のこと

最終更新日:2021.10.15

富山第1支店の小林です。

朝晩寒くなってきましたね。毎年この時期恒例ですが自宅ストーブ周りの整備調整をしているところです。

最近の我が家といえば、親の介護や入院、長女の上京に次女の受験となかなかの多忙感。いわゆるライフイベントの大項目を今まさに体感しているところです。自分がそのような年齢になったのだなと不思議な感覚を覚えながら、同時に家族が一生懸命に生活できている事に感謝です。

特に長女は1年半前に東京の大学に進学したにもかかわらず、コロナまん延のあおりを受けて上京1ヵ月で止む無く帰省、その後自宅でオンライン授業を続けてきました。ここへきてコロナの落ち着きと対面授業の再開、本人が2回のワクチン接種を終えたこともあって、ようやく上京する事となりました。

地元でアルバイトをしながらのオンライン大学生活は、本来味わっていただろう充実したキャンパスライフとはかけ離れたものになってしまい本人も相当に悩んでいる様子でした。が、そのような生活の中でも、人生初のアルバイトで社員や先輩の方々からの叱咤をいただききながらもその仕事に熱中し、かけがえのない友人と出会うことができて、ほろ苦い社会経験の中からも得るものが多いにあった様子です。ふとした言葉の中に彼女の成長が感じられ、なるほど人は人に揉まれ、またその仕事に熱中できているからこそ、成長できるのだと改めて子供に教えられました。

よく考えれば出来ていないのは親のほう。いろいろな心配ごとにあたふたしながら子離れができていなかった私たちは気付かないところで子供の成長を遮っていたことに気づきます。「可愛い子には旅をさせよ」。だからこそ子供を信じて任せて、最大限の応援をする事こそが大切なのだと思いました。

そんな中昨晩、長女は夜行バスで東京に向かいました。期待もあり、寂しさもあり、何とも言えない想いもありましたが、本人は至って前向き。希望に満ちた表情で旅立っていきました。とりあえず一安心です。

とは言いながらも、次は次女の受験。県外の大学進学を希望しています。迫りくる家計への荒波をいかに受け止めるか、気の抜けない日々は続きますが、次女も最近になって更にアクセルを踏み込んだ様子。親の我々も踏ん張らなければと、改めて感じているところです。

さて、私はこの10月に3年半ぶりに富山県に帰ってまいりました。目の前にいる新卒社員たちが先輩の仕事ぶりを見て、スポンジのように吸収しながら成長している姿を見ながら、負けないぞ、、と密かに呟きながら、互いに成長することを誓った次第です。