山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

定めることの美しさ

  • 社長メッセージ
最終更新日:2022.02.12

皆さんこんにちは。


現在、北京冬季オリンピックが開催されています。

我々日本人選手の様々な活躍や健闘のニュースを毎日目にしますね。
昨日のハーフパイプの平野歩夢選手は格好良かったですね。

彼らの活躍の原点を振り返る中で改めて驚くのは、
たくさんの選手が幼少期に「オリンピックに出たい」と記していることです。

私は常々、人生というのはその人の考えていることが現実化していくものだと思っています。

したがって、オリンピックに出場する選手で、偶然、思いがけず出場している選手は皆無で、
皆「オリンピックに必ず出る」という思考が結果として現実になっているのです。

今回は、「思考が現実化する」ということを取り上げたいのではなく、
想いを定めた人が持つ「美しさ」についてです。

それぞれの選手にとって、期待以上の選手や、
落胆する結果となった選手まで様々な姿があります。

レギュレーション違反で良い結果が認められなかった高梨沙羅選手の姿は特に印象に残りました。

彼女は想定外の結果に、落胆のどん底に落とされたと感じたことでしょう。

彼女にとっては最悪の結果だったと思いますが、
一意専心の思いで取り組んできた時間の尊さを彼女の泣き崩れる姿から感じました。

恐らく、観客として観ている我々も、
なかなか理想通りにならない、ままならぬ自分達の人生を重ねて見ているのかも知れません。

活躍するオリンピアンから我々が学ぶべき点はここにあります。

純粋に物事に取り組む姿は無条件で人を感動させるのです。

想いを定めた人のみが発することができる美しさ。

それは、テレビに映るオリンピアンに限ったことではありません。

普段、毎日仕事をして過ごしている我々にも言えることだと思います。

適当な流し仕事で毎日を消費するのではなく、ひたむきに仕事に打ち込み、
その純粋かつひたむきな姿勢で周囲の人に感動を与えたいものです。

改めて日々想いを定めて生きることの大事さを教えていただきました。