山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

チームビルディング

  • 社長メッセージ
最終更新日:2021.10.09


皆さんこんにちは。

10月に入ったのにまだまだ暑いですね。

今回はチームビルディングについて記します。

我々アルスホームではかねてより業務をチームにて取り組んでまいりました。

また、昨今の組織論においてはチームビルディングという
言葉が多く使われるようになり、我が社を見ても古いタイプの
リーダーシップスタイルではあまり良い成果が出なくなってきています。

そこで、私なりに整理する機会としてチームビルディングの
構成要素を考えてみたいと思います。


まず、チームビルディングの第一歩は目標と目的を明らかにすることだと思います。
目標を明確にしないことには何に取り組めば良いのか考えることができないからです。

また、目的を明らかにしないと大きなエネルギーが生まれません。
目的が善なりでこそ人は頑張れるのだと思います。


次に重要なのは戦略を明示することです。

目的、目標を達成するのにどんな闘い方で手中に収めるのか?
を明らかにする必要があります。

これはスポーツの世界を見ればわかりやすく、例えばサッカーでは
フォワードで点をたくさん取って勝つのか、それとも守りを固めて
ワンチャンスカウンターを狙うのかさまざまなアプローチが考えられます。

また、この戦略は伝えるのみならず何度もディスカッションを行い、浸透させることが重要です。


3つ目は一人一人の役割を明らかにすることです。

それは戦略に基づく個人の役割の明示のみならず、チームへの貢献
という視点での役割明示も重要です。


4つ目に事前の準備を数多く検討することと、裁量を与えることだと思います。

なぜなら、チームとしてベストなパフォーマンスを出すには、事前の
戦略共有や役割分担だけでは果たせないからです。

スポーツであれビジネスであれ想定外の要素が起こるのが常です。

したがって、想定外の変数に対してはフロントのメンバーが自身の役割に加えて
瞬時に最適解となるよう判断して的に対応することが肝要です。

つまり、常にベストパフォーマンスを出すには事前の準備を数多く検討すること
に加えて、想定外の状況に対して個人が自律的に意思決定できる環境作りが重要です。


最後に重要なのが、トップから組織のエンドまで良い人間関係を構築することです。

仲が悪く愚痴や不満が渦巻く組織が成功することはありません。

常にオープンマインドで、協力、感謝、思いやり、誠実、責任などの
キーワードを軸に相互に接することができる風土作りが重要です。

そのためには、怒りや不快な感情を表出することはあってはならず、
ポジティブな表現や言葉を選択する習慣を身につける必要があります。


(良き成果は良き人間関係から生まれます)

まだまだ、チームビルディングの構成要素はあると思います。
今後もチームビルディングの要諦について想いを巡らせたいと考えています。

我々アルスホームは共に悩み、共に成長して、良きチームを目指します。