企業風土の重要性
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
ここ数週間、報道を賑わしているタレントと
TV局の不祥事について記します。
ここで一つ一つの事実関係を考察するつもりはありません。
ただ、私が個人的に注視したのはTV局の会見でした。
報道キー局であるにもかかわらず、動画撮影を禁じたことです。
普段は、会見を要求し執拗にカメラを向ける彼らが
自分たちが説明すべき立場になると、一転して撮影を拒みました。
どうしてかような本末転倒の意思決定がなされるのか?
私の最終的な結論は「歪んだ企業風土」です。
企業風土とは、言わば水槽の水のようなものです。
放っておくと時間が経つにつれ濁り、健全性が失われていきます。
また、それは畳の目をずらすように変質していきます。
厄介なのは、日々少しづつ健全性が損なわれていくので
その組織に属する人が危機に陥っていることを察知できないのです。
そして、その歪みがピークに達すると
お決まりのように不祥事が明るみに出て
その組織が持つ異様な姿が世に晒されます。
逆に、清い水は汚れのありかを速やかに示すとともに
汚れを排除しようと作用する性質を持ちます。
一連の不祥事および、TV局の対応を見て
改めて健全な企業風土の維持に努める重要性を痛感しました。
我々アルスホームにおいても、
万全ではなくさまざまな問題や未熟な点があります。
そうした現実を受け止めつつも、
健全な企業風土を構築、維持するためには
まず持って自分が真摯な姿勢で職務に当たらなければなりません。
また、私も未熟者ですので周囲の意見を謙虚に耳を傾け
間違いに気づき、自ら正すことも大事だと思います。
謙虚かつ真摯な姿勢で日々経営に努めて参ります。