
日々の仕事の中で、これまでのやり方を見直したり、
もっと良い方法を考えたりすることがあります。
新しい方法を取り入れることは大切です。
しかし、何でも変えればよいというわけではありません。
変えるべきものと、変えてはならないもの。
その違いを見極めるためには、
「何が本当に善いことなのか」という共通の感覚、
そして、それを支える共通の価値観が必要です。
俳句の世界には、「不易流行」という言葉があります。
時代とともに変わるものを取り入れながら、変わらない本質を大切にする。
その考え方は、私たちの仕事にも通じるものだと思います。
世の中の変化に合わせて、仕事の進め方や仕組みは柔軟に変えていく。
一方で、私たちが仕事を通じて何を実現したいのか、何を大切にするのか
という根本の考え方は、揺るがせてはなりません。
その核を共有しているからこそ、変化に流されることなく、
何を変え、何を守るべきかを判断できるのです。
共通の感覚は、言葉だけで表現しきれるものではありません。
たとえ言葉にできたとしても、
それだけで身につくものではないのです。
日々の仕事や仲間との関わりの中で考え、語り合い、
実際の判断や行動を通じて、少しずつ育まれていくものです。
そして、その感覚を互いに共有できているかどうかが、
私たちの仕事の質や、組織としての力にも
つながっていくのだと思います。
いま私たちは、共通の感覚、そしてそれを支える価値観を
共有できているでしょうか?