原野会長が考える“家づくり”原野会長が考える“家づくり”

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愛着の深さ

立春が過ぎたと言うのにまた寒波ですね。
春めいた陽気を心待ちにしているこの頃です。



扱う対象が草花と人との違いはありますが、
建築の世界でも同じことが言えると思います。
そしてこれは建築、特に住宅を創る上で、とても大切な考え方だと思います。

巨匠 ミース・ファン・デル・ローエの標語「Less is More」は、
建築に関わる人達にとってはあまりにも有名なものですし、
近代数寄屋建築の建築家 吉田五十八の
「もの足らなさの、もの足りさ」という言葉もあります。

私達アルスホームもまた、「簡素という美しさ」という設計思想のもと、
空間構成や、内装デザイン、ファサードなど、住まいをデザインしています。
そしてそれは、住まい創りのプロセスにおいても同様です。
お客様ご家族からの様々なリクエストをお客様とともに優先順位や重み付けをし、
出来る限り絞り込んでいくと、おのずとその家族らしさが表れてきます。
家族が一番大切にしたいこと、もっともやりたいことと言ってもいいでしょう。
それをはっきりさせた上で、住まいのカタチを創り上げていきます。
この住まいに暮らし、家族一人一人が人生を充実したものにして頂きたいという想いを込めて・・・。

少ないからこそ、それに対する想いや情、愛着は深くなる。
モノの本質は和洋問わず共通していることがわかります。

そうはいっても持ってないモノを見ると欲しくなったり、衝動買したり。
買った時はとっても満足していても、後から何かと後悔したり・・・
もっと本質思考を身に着けなければとは思っているのですが。