「ふつう」を考える

最終更新日:2022.11.07

こんにちは。

富山第一支店 設計課の平岡です。

 

 

秋が深まり、朝晩の寒さが強くなってきましたね。

体調の変化にはお気をつけください。

 

 

最近は行動制限も緩和され、人との距離感などは以前のように「ふつう」の生活に戻ってきたように感じます。

また、リモートでの打合せやwebでの研修など、新たな「ふつう」にも慣れてきました。

 

 

先月、プロダクトデザイナー深澤直人さんの「ふつう」を読みました。

これは、深澤さんが生活の中にあるさまざまなものや、ご自身が具体的に体験された「ふつう」について掘り下げ、語られています。

『「ふつう」を超える「ふつう」』の章では、私のお気に入り照明であるジャスパー・モリソンのグローボールの良さについて語られており、今までなぜ好きなのか?うまく言葉にできなかったことを、深澤さんの文章で納得。うなずきながら読んでいました。

 

読み終えてから改めて自分が思う「ふつう」とはなんだろう?と考えました。

デザインにおいては、シンプルで、違和感がなくて、ずっと使い続けたいと思うもの。

無意識に、何かを選択するときは白か黒を選んでしまいます。

暮らしにおいては季節のうつろいに沿って健やかに過ごすこと。

ふつうの暮らしができているからこそ、特別な日が素敵な思い出となっていくのだと思います。

 

 

もちろん「ふつう」の価値観は人それぞれです。

新しい暮らしのご提案ができるよう、みなさんの「ふつう」お聞かせください。