自己紹介と今後の抱負

最終更新日:2024.09.06

自己紹介

今回初めて社員ブログを担当させていただきます、企画開発部 IT担当の加藤と申します。
自己紹介を兼ねて書かせていただきます。よろしくお願いします。

幼少の頃からパソコンが大好きで、周囲がテレビゲーム機で遊んでいる間もパソコン一筋で学んできました。
社会人になり、IT会社でインフラ担当として約13年、県内の製造業等のシステム部門で約7年、トータル約20年IT業界で経験を積んできました。
ITを活用した業務改革(DX)や、品質改善の技術を磨き上げ(過去には県大会で受賞したこともあります!)
今年の2月、アルスホームに入社しました!


プライベートで制作したiPad搭載車

便利になるような仕組みを考えたりすることが好きなのですが、こちらの写真は、私のアイディアを形にしたものです。
2010年頃にプライベートで制作したもので、テーマは、ITと車の融合。自分の好きな車とIT技術を組み合わせるとどうなるのか、実験的に取り組みました

当時、日本で初めて発売されたApple社のiPadを車に取り付けたものです。
ダッシュボードに埋め込むタイプが流行していましたが、タブレット本来のメリットを活かすため、取り外しが容易なタイプにカスタマイズしました。常時インターネットに繋がっているiPadなので、地図アプリを使ってカーナビのように使うこともできました。
当時は3Gの携帯電波が主流で速度は遅かったですが、自宅とVPNで接続して、外出先から自宅のパソコンを操作したり、走行しながら音楽を再生したりと、様々な試みをしました。

あれから十数年経過し、今ではパソコンの遠隔操作技術は、テレワークで常用されるようになりました。
また、Apple CarplayやAndroid Autoといったサービスを使ってスマートフォンを
車内のディスプレイに接続してカーナビアプリが使えたり、Spotifyのようなストリーミング再生サービスでいつでも音楽を聴けるようになりました。私も毎日使っています。便利ですよね。


製造業での経験と仮想化

IT会社から製造業に転職し、アイディアを業務で活かす場面がありました。
製造業のシステム部門では、古いハードウェア上でシステムが稼働している現場がよくあります。
古いシステムは保守が終了しており、夜中に突然動かなくなることが頻繁にありました。
そのため、私は何度も深夜に現場に駆けつけ、復旧作業を行う必要がありました。

そこで、プライベートで学んでいた仮想化の技術に着目しました。
仮想化とは、複数のコンピューターを1つのコンピューターのように見せかける技術です。
この技術を使えば、古いシステムを新しいハードウェア上で動かすことができるため、機器故障のリスクを大幅に減らすことができるのではないかと考えました。

ソフトウエアメーカーに問い合わせると、それは無理ですと即答されましたが、しかし、諦めずに過去の経験やアイディアから、古いシステムを仮想化する手法を編み出し、その後すべてのシステムを短期間で移行し、安定稼働させました。
併せて災害対策もできる、強靭なインフラシステムを構築しました。


今後の抱負

これまでの経験や柔軟な発想力を活かし、現在インフラやシステムのデザイン、要求定義といった上流工程の業務をしています。
社内の様々な会議に参加し、課題を見つけ、皆さんが驚くようなアイディアで解決できるように、日々、新技術の情報収集や業者様と実験や技術検証しながら、取り組んでいます。

7月に受験したDX検定では、DXエキスパートに認定されました。
※DX検定(次は、2025年1月に受験のチャンスがありますので、興味のある方はぜひ!)
https://www.nextet.net/kentei/test/

お客様と直接関わりのある業務ではありませんが、今後は、AIやIoTといった最新の技術を活用し、より一層業務効率化を推進していきたいと考えています。

また、社員の皆さんと一緒に、新しいアイデアを創出し、会社の成長に貢献したいです。