はじめまして、今年度入社いたしました、設計課の橋本です。
夏の暑さが本格的になり、季節の移ろいを感じる頃となりました。
入社して約4か月が経ち、肌寒さに上着を羽織っていたあの頃から、
いつの間にかTシャツ一枚で過ごす日々へと変わりました。
日々の変化の中で、時間の流れの速さを改めて実感しています。
そうした季節の変化を感じる中で、先日、富山県にある「おおかみこどもの雨と雪の花の家」に行ってきました。
現地へ向かう道中は山の中をひたすら進むようなルートで、
対向車が来たらすれ違うのも難しいほどの細い山道が続いていました。
本当に着くのか不安に感じることもありましたが、その一方で、窓の外に広がる
自然の景色や空気の心地よさが印象的でした。
そうして辿り着いた先にあったのは山の中に静かに佇む一軒の民家でした。
周囲の自然に溶け込むように存在しているその姿は、どこか非現実的で、
まるで作品の世界に入り込んだような感覚を覚えました。

当日は天気にも恵まれ、光や風、音といった自然の要素が重なり合い、その場の空気感を
より一層引き立てていました。普段の生活ではなかなか味わうことのできない、特別な時間を
過ごすことができたと感じています。

今回の体験を通じて、建物そのものだけでなく、「どこに建っているのか」「どのような環境のなかにあるのか」
といった周囲との関係性が、空間の印象や居心地に大きく影響することを改めて実感しました。
家づくりにおいても、建物単体ではなく、その土地や環境、そしてそこに流れる時間まで
含めて設計することが大切だと感じました。