山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

恥と希望

  • 社長メッセージ
最終更新日:2024.02.03

皆さんこんにちは。

今回は男女の差別に焦点を当ててみます。

皆さんもご存知の通り、自民党の派閥のトップが
女性の大臣を評する際に容姿に触れました。

使った言葉は聞くに堪えないものでした。

私は、その派閥のトップは過去の首相経験者であるとは言え
今や単なる「老害」にしか見えませんでした。

本人はリップサービスのつもりで言ったのだと思いますが、
世界のスタンダードから見れば大バッシングを受ける恥ずべき話です。

かような「重鎮」が政界の中枢に居座る現状に
私は惨めさや恥ずかしさを感じました。

その反面、その物言いの対象となった女性議員の対応は
大人の知性と強かさを感じさせる見事な対応でした。

「いろいろな意見をありがたく受け止める」
「一意専心、着実に努力を重ねる・・・」

野党からはこの対応に注文がついているようですが、
重鎮の不適切な発言を問題として取上げない理性的な姿勢に
逆に辛辣な批判と猛省を促す側面があるように私は感じました。

呆れるような話題しかない昨今の政治の世界に
一縷の希望の光を見た思いです。


話は変わりますが、私どもアルスホームも
新年に発表させて頂いた方針において、
ジェンダーレスな組織に向かうとの方針を打ち出しております。

特に男社会の傾向が強い住宅業界なので、
私を筆頭に考えを改めなければならないことだらけだと思います。

まず持って、男女の差がどんなところにあるのかを知り
現状を理解することから始めるつもりです。

男女双方にある性差を理由とする相互依存心や
従属的な考えを改めていかなければなりません。

また、具体的施策としては上席者に占める女性比率の
目標設定なども必要になると考えています。

恥と希望のコントラストに改めてウェルビーイング企業を目指す
という年初方針への想いを強くした次第です。


アルスホームはまだまだ成長途上の会社ですが、
キラリと光る格好の良い会社を目指します。

ご期待ください。