原野 省三
アルスホーム株式会社
代表取締役会長
原野 省三

言葉

  • 会長メッセージ
最終更新日:2024.01.07


言葉

元日に大きな地震が発生し、大変な1年の始まりとなりました。
被災された皆様方には心よりお悔やみ、お見舞い申し上げます。

被災地にいる一人であり、そして、はからずしも大きな被害を免れることができた
私の心に浮かぶのは、
東日本大震災後の田坂広志氏のメッセージにある言葉
「今、あなたに何ができるのか」

私たち一人一人が「今、自分に何ができるのか」を改めて問われている、
そんな気がします。
それは、被災した方々や被災地の支援ということもさることながら、
「今、生かされている自分はどう生きるのか」
これをずっと自分自身に問い続けていく、ということなのだと思うのです。

今回掲載した記事の通り、
言葉は多くの人強い影響を及ぼす力がありますが、
一方で、時が経つにつれ、その力が減衰してしまうこともあります。

言葉自体は変わりませんから、
その言葉の持つ力を受け止める私たち自身の弱さが出てしまうのでしょうね。

「今、自分に何ができるのか」
「今、生かされている自分はどう生きるのか」

今回の大きな悲しみや混乱が収まった後も、
一人一人がこの言葉を繰り返し自分自身に問い続けていかなければなりません。

年の始めに立てた目標や抱負が、
3日、1週間、ひと月・・・と日が経つにつれ、
すっかり頭に残っていないけど、まあいいか、
みたいなことにならないように。