山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

整合性の検証

  • 社長メッセージ
最終更新日:2019.11.18

皆さんこんにちは。

梅雨明け以降、猛暑が続いています。体調管理に留意下さい。

さて、今回は社員との面談の中で気付いたことを記します。

アルスホームでは、社員全員が私と面談することとしています。

面談内容は社員により様々です。

仕事上の課題であったり、悩みであったり、バラエティーに富む内容です。

しかしながら、沢山の社員を全体的に見たときに、調子が良く、
大きなストレスを感じずに前向きに働けている社員は少数派です。

過半の社員は、悩みを抱えていて自己評価が低い状況にあります。

これらの社員に共通しているのは、自分の願望に対して、正しい意思決定がなされておらず、
整合性が取れていないという特徴があります。

逆に言えば、自ら望むものに対して、正しい意思決定がなされていないので、
当然のことながら望むものは手に入らないという状況になります。

結論から言いますと、下記の3ステップを実行することです。

① 自分が望んでいることを認識する

② それに対して自分がとっている行動を客観的に棚卸しする

③ ②が自身が望むものを手にするには有効なのか考える。
 そうでなければ別の最善策を選択する。

以上です。

①のポイントは、漠然と考えず、ライトダウンすることです。

なんでも構いません。マズローの5段階欲求の中でも自分が何を求めているのか、
自分自身をキチンと知ることが重要です。

次に②のポイントは、主観を排除して、自身がとっている行動にフォーカスすることです。

ここは他責や環境要因にして自身を納得させたり、慰めたりすることが多いので、
そうならないよう注意することが肝心です。

最後に、③のポイントは最善策を考える中で、自分自身でコントロールできる領域において
考えることが大事です。

単純なことですが、自身でコントロールできない要素を選択すると、
基本的に実現は難しくなります。

私自身のこれまでの経験から言っても、自分が思うほど周囲の環境や情勢、
他人が変わってくれて成功へ繋がったケースはほとんどありません。

むしろ、そんなことを期待し、考えている時間こそが、何も産まない一番の無駄だと
考えるに至りました。

自身が取り組めることにフォーカスし、一番成功する可能性の高いプロセスを選択し、
即実行する。これがベストだと断言できます。

仕事においても、プライベートにおいても、何かスッキリしない人は、
上記のプロセスをチェックして、整合性が取れているか確認してみて下さい。


(写真はベンツAクラスです。
車が乗っていて楽しい理由は、自分自身で確実にコントロール出来るからです。)

自身でコントロールできることに集中して、行動することが最善の結果を生み、
健全な精神状況を維持できます。