整合性の検証
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
梅雨明け以降、猛暑が続いています。体調管理に留意下さい。
さて、今回は社員との面談の中で気付いたことを記します。
アルスホームでは、社員全員が私と面談することとしています。
面談内容は社員により様々です。
仕事上の課題であったり、悩みであったり、バラエティーに富む内容です。
しかしながら、沢山の社員を全体的に見たときに、調子が良く、
大きなストレスを感じずに前向きに働けている社員は少数派です。
過半の社員は、悩みを抱えていて自己評価が低い状況にあります。
これらの社員に共通しているのは、自分の願望に対して、正しい意思決定がなされておらず、
整合性が取れていないという特徴があります。
逆に言えば、自ら望むものに対して、正しい意思決定がなされていないので、
当然のことながら望むものは手に入らないという状況になります。
結論から言いますと、下記の3ステップを実行することです。
① 自分が望んでいることを認識する
② それに対して自分がとっている行動を客観的に棚卸しする
③ ②が自身が望むものを手にするには有効なのか考える。
そうでなければ別の最善策を選択する。
以上です。
①のポイントは、漠然と考えず、ライトダウンすることです。
なんでも構いません。マズローの5段階欲求の中でも自分が何を求めているのか、
自分自身をキチンと知ることが重要です。
次に②のポイントは、主観を排除して、自身がとっている行動にフォーカスすることです。
ここは他責や環境要因にして自身を納得させたり、慰めたりすることが多いので、
そうならないよう注意することが肝心です。
最後に、③のポイントは最善策を考える中で、自分自身でコントロールできる領域において
考えることが大事です。
単純なことですが、自身でコントロールできない要素を選択すると、
基本的に実現は難しくなります。
私自身のこれまでの経験から言っても、自分が思うほど周囲の環境や情勢、
他人が変わってくれて成功へ繋がったケースはほとんどありません。
むしろ、そんなことを期待し、考えている時間こそが、何も産まない一番の無駄だと
考えるに至りました。
自身が取り組めることにフォーカスし、一番成功する可能性の高いプロセスを選択し、
即実行する。これがベストだと断言できます。
仕事においても、プライベートにおいても、何かスッキリしない人は、
上記のプロセスをチェックして、整合性が取れているか確認してみて下さい。
(写真はベンツAクラスです。
車が乗っていて楽しい理由は、自分自身で確実にコントロール出来るからです。)
自身でコントロールできることに集中して、行動することが最善の結果を生み、
健全な精神状況を維持できます。