原野 省三
アルスホーム株式会社
代表取締役会長
原野 省三

矢印を自分に向ける自己変革

  • 会長メッセージ
最終更新日:2023.09.17


矢印を自分に向ける自己変革

世の中の一つ一つの問題に対して、
どれだけ「自分事」として捉えることができるか、
そして「やるのは自分、やるのは今」と覚悟を決められるか、
ということなのでしょうね。

誰でも、なにか問題が発生すると、
どうしても他人や環境、会社や組織、地域や国に
その責任や原因を求めてしまいがちですよね。
そしてその問題を解決するのも、
自分以外の誰かだと決めつけてしまう・・・

もちろん自分自身は全く関わっていないことや
直接関わっていないこともあるでしょう。
それでも全てを「自分事」として捉え、
自分から外に向けた矢印を自分に向けて考えてみる。

それは田坂広志氏の語る「引き受け」、
つまり「人生における問題、すべて、自分に原因がある」
と引き受ける心の姿勢と重なります。

でもこの「引き受け」の修行、そう簡単なものではありません。
矢印を自分に向けるということがとても辛いのですね。

記事の終わりにある「普通の人間が闘うための言葉」
これは自分自身との闘いのための言葉と解釈できるでしょう。

「引き受け」の辛い修行、
「やるのは自分、やるのは今」と覚悟を決めて実行すること。
まさに自己変革という自分自身との闘いです。

そんな日々の闘い一つ一つが、
人として大きく成長させてくれるのでしょうね。