山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

50の手習い

  • 社長メッセージ
最終更新日:2020.07.25

皆さんこんにちは。

梅雨が明けず、鬱陶しい天気が続きますね。

今年もまだ5ヶ月を残しており、総括するには早いのですが、
私にとっては、大きな転機となる1年になると感じています。

理由は、いくつかあります。

まずは、今も猛威を振るうコロナウィルスの蔓延です。
これにより、生活習慣から仕事のあり方まで変えざるを得なくなりました。

又、家庭内においては、まだまだ途上とは言え、子育てが一段落しつつあり、
2人の子供の進路が明確になりつつあるという状況です。


そして、大きな転機となる最大の出来事は、友人の死です。
大学の同窓でしたが、病に倒れました。

本人が元気であれば、この先の人生において、やりたいことや叶えたい事が
まだまだたくさんあっただろうと思います。


しかしながら、50にして人生の幕を閉じたという現実だけが残されました。

私自身を振り返ってみると、大学を卒業してから仕事一筋の人生でした。
それはそれで、自分自身のこれまでは満足しています。

しかし、同世代と比較すると、家族や自分の趣味、余暇に
時間
をかける割合は少なかったように思います。

これまでは、自分はこれで良いんだと確信を持っていましたが、
友人の死という出来事によって、「本当にこれからもこれで良いのか?」
という問いを、自問自答するようになりました。

詳細は割愛しますが、結論としては、生活の仕方を見直し、
ブラッシュアップにチャレンジしてみようということになりました。

具体的には、掃除や洗濯、食事の準備に至るまで、生活者として
自分が取り組んで、暮らしに対する理解をより深めようと考えています。

又、端折ることなく、丁寧に、美しく暮らすことによって、
過ぎゆく時間を噛み締めながら過ごしたいとも思いました。

気がつくと、50歳で人生の折り返し地点はとうに過ぎています。

このまま、既定路線でがむしゃらに突き進むのではなく、少々違う方向へシフトして、
自分の人生を楽しみ、家族に感謝を伝えながら暮らしたいと思います。


この先には、必ず新たな体験と気づきがあると信じています。

50の手習いですが、遅すぎるということはありません。


(生まれた年から始まる100年カレンダーです。
視覚的に人生の残りを把握することができます。)


どんどん新たなことにチャレンジし、自己変革に努めてまいります。

そう努力し、感謝しつつ毎日を送ることが、若くして亡くなった
友人に対する責任だと考え、日々過ごしております。