山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

共生の段階へ

  • 社長メッセージ
最終更新日:2020.05.09

皆さんこんにちは。

GWも終わりましたが、外出自粛でどこにも行けず、
ストレスが溜まりやすかったのではないでしょうか?

私の場合は、運動と読書、夕方過ぎからゆっくりと入浴して
スッキリとするという生活パターンをひたすら繰り返していました。


そんな風にGWを過ごしながら、今回のウィルス蔓延に今後どう処するべきなのか
考えを及ぼしていましたが、
自分の中に考え方に変化がありました。

世界が経験する初めての事態なので、これまではどちらかといえば、
恐れ、逃げ惑い、周囲の感染状況の対応に終始追われるというプロセスだった
ような気がします。


しかしながら、全国的にも感染者数の増加が穏やかになりつつも、
ワクチン開発の見通しがそう簡単ではないことや、第二波の可能性があることなど、
良否いずれの状況も見えて来ました。


話はそれますが、今のウィルスの蔓延状況を自然の摂理に例えて可視化するならば、
恐らく、カリフォルニアなどで発生する大規模な山火事のような状況ではないかと
推察しています。

テレビでよく見かける、山全体が燃え盛る中、ヘリコプターが放水して
消火活動に当たっている状況です。


消防隊は必死の消火活動をしているのですが、うねるような劫火に対して
「霧吹き」で水をかけているに過ぎない光景を目にすることがあります。

今回起きているウィルスへの対応も構図としては、同じではないかと思い始めました。

そのように大きく捉え直してみると、ひたすら抗っても意味がないことに気付かされます。
できるだけ、罹患の危険を避けつつ、静かに、正しく処し、
暮らし続けるしかないことに
気付かされます。


ですから、政府より発表のあった通り、新しい生活様式で働き、生活し続けるしかない
のだと確信するに至りました。


要はウィルスと「共生の段階」に入るのです。

人も家族も会社も「新しい様式」を求められての再活動です。

何が変わるのか?

何を変えなければならないのか?



個人も家族も、会社も新たな解を求められています。

初めての災厄ですが、実は大きな変革の絶好の機会でもあると考えています。