成長の転写
- 社長メッセージ
最終更新日:2024.07.27
皆さんこんにちは。
今回は建築のプリミティブな魅力について記します。
と申しますのも、とある雑誌にて
伊東豊雄氏の記事が目に止まりました。
伊東氏といえば、プリツカー賞の受賞歴のある
著名な建築家の一人で皆さんもご存知かと思います。
伊東氏は今回図書館機能を持つ複合施設を手掛けました。
そのプロセスを振り返り、
自身の作風の変化について述べておられます。
その記事を一部抜粋すると、
「(これまでは)新しいシンボル的な建築を
発明したいという思いが強かった」とあり、
今回のプロジェクトに関わる中で、
「自分が拘っていたようなシンボル性というのは、
もう消えていってもいいのかなと思い始めている」
と自身の建築へのアプローチの変化を語っておられました。
そして記事の締めくくりに、
「つくる側の精神も、もっと自由にならないといけない」
とありました。
そこには、建築物という媒体を通じて自身の成長を転写する
という建築の醍醐味が語られています。
まさしく、自身の成長が作風の変化と直結しているのです。
この記事を読んで、我々のあるべき姿と通底するものを感じた次第です。
「常に新しい価値を創造する」
企業理念に指し示された正しい仕事に努めて参ります。