皆さんこんにちは。
連日、緊迫するイラン情勢が報じられています。
物流の要衝であるホルムズ海峡の自由航行が困難となり、
原油をはじめとする物資の供給に滞りが生じています。
その波紋は、今や世界各地へと広がりを見せています。
こうした情勢下、日本国内においても様々な影響が懸念され、
具体的なリスクが表面化し始めました。
我々住宅業界も例外ではなく、資材の大幅な値上げ要請や、
設備の納入遅延が顕著になりつつあります。
身の回りを見渡せば、石油由来の資材を使用していない製品は
皆無と言っても過言ではありません。
仮にこの事態が長期化すれば、最終的には暮らしに不可欠な
物資の生産や流通が停滞することを意味します。
現在、世界各国の指導者や関係機関によって、
早期解決に向けた懸命な外交努力が続けられています。
では、遠くない時期の沈静化を前提とした場合、
我々への影響はどの程度になるのでしょうか。
当然ながら「何事もなかった」で済むはずはありません。
中東諸国におけるインフラ設備の損傷という現実を鑑みれば、
物資の供給能力は間違いなく一定期間低下します。
そうなれば、あらゆる物品の価格上昇は避けられません。
加えて、インフラの復旧には5年程度を要するとの報道もあり、
今後さらなるコスト増が続くことはもはや必然と言えるでしょう。
我々が手掛ける住宅の建設費も一段と高騰することが予想されます。
コロナ禍、ウクライナ侵攻、そして今回の中東危機・・・
経営の観点から見れば、世界規模の荒波による難局が続いています。
私自身も連日、不透明な先行きへの対応に取り組んでいます。
しかし、この目前に迫る難局を前にして、
不思議と闘志が湧き上がる自分がいます。
それは、中国の歴史書にある 「疾風に勁草(けいそう)を知る」の言葉通り、
難局においてこそ真価が問われると考えているからです。
万全の手を打ちつつ、難局に対して積極果敢に挑戦して参ります。