【富山】お客様インタビュー|山野草と庭のある暮らしを心ゆくまで愉しむ11年目の平屋
[2024年06月記事作成]
2013年お引渡し|富山市|H様
山野草と庭のある暮らしを心ゆくまで愉しむ11年目の平屋
富山市の新規分譲地内にある二区画を購入し、H様ご夫妻は家づくりを開始した。5年の年月をかけて理想とする暮らしの構想を練り、総合住宅展示場に訪れたのは、2010年の年末のこと。そこでアルスホームの住宅展示場の外観を気に入り、ご来場いただいたのがH様とアルスホームとの出会いだった。
「定年を機に家づくりをすることを決めていました。初めからアルスホームを知っていたわけではありませんでしたが、外観を見て、気になって展示場に訪れたんです。今思うとアルスホームから提案を受けたのはラッキーでした。」とご主人。
2013年のお引き渡しから今年で11年目を迎える住まいは、緑があふれ涼やかな空気が広がり、庭と一体化したような心地よさが感じられる。その佇まいは、お二人の穏やかなお人柄にとても合っている。
「庭を愉しむ生活をしたかったから、こんな風に提案してもらえてよかったと思います。」と奥様にも好評をいただいた。
間口の広い敷地に合わせて設計された平屋の住まい。植栽が青々と茂り、プライバシーの確保にもなっている。
庭との一体感が愉しめる大きなFIXガラス窓。明るく開放的な玄関を演出している。
植栽に彩られたアプローチを通り木製オリジナル玄関ドアを開けると、センス良く飾られたディスプレイが目に入る。
季節ごとに変化するディスプレイは、ご夫妻が二人で集めたもの。「二人で住む家だから、家に置くものは二人で決めています。」
腰かけられる縁側と、清掃性と意匠性に優れたタイルを採用し、軒下空間でも庭仕事ができるように設計されている。
庭を愉しむ生活
「もともと住んでいた家には庭がなかったのですが、それでも山野草を鉢で300株ほど育てていました。せっかく家をつくるので、庭を広くして育てていた山野草を地植えしたいと思っていたんです。」と奥様。
「妻に教えてもらって、今では私も山野草のことがわかるようになりました。花が咲くと写真を撮ったりして愉しんでいます。」とご主人も奥様と一緒に庭に出て作業をするという。
お二人が、過ごす時間を大切に育み、理想の暮らしを実現しようとする様子はまさにアルスホームの家づくりのテーマである「上質な日常を愉しむ」を表している。
「春先は、一日に何度も庭に行きます。朝起きて、まず寝室の障子を開けて庭を見る。そのあと庭に出て少し手入れして、また家に戻って休憩して。そんなことを繰り返していたら、いつの間にかお昼になっているんです。主人が昼食を作ってくれるので、主人に呼ばれるまで庭にいることもあります。」と奥様。ご主人は奥様が庭に出て作業をしている様子をリビングのチェアに腰かけて眺めているという。「食事は主人がメインで作ってくれています。朝はカフェオレを入れてくれるんですよ。それから落花生を20粒食べます。10年間続けていますが、健康にもいいしとてもおいしいですよ。」と奥様。「お昼も簡単ですよ。焼き魚とごはんと目玉焼きとか。」とご主人。食の一つ一つからも、お二人が一緒に過ごす時間を大切にしていることがわかる。年齢を重ねる中で食を大切に想うことは、だれと、何を食べたいかを考えること。「高価なものではなく、おいしいものを食べたい。毎晩、今日もおいしかったね、と話をします。」とお話しいただいた。
オオヤマレンゲの花が美しく咲いている。
リビングからは庭と一体化したような眺めが広がる。
各部屋からウッドデッキを介して庭につながる空間デザイン。俯瞰してみるとコの字型になっている。
「家づくりは3回してようやく理想の家が建つ」と世間ではよく言われる。H様の家づくりはアルスホームが初めてということで、お引き渡しから11年目を迎え、後悔していることはありますか?と聞くと「それは感じたことがないですね。」とご夫妻。「むしろ、プラスで提案していただいたところがとてもよくて感動しました。」と奥様。「インテリアに関しては、細かいことはお願いしていません。玄関のガラスも、こちらが要望したことではなくて。出来上がったプランを見て、ああこれがいいな、と感じました。とても明るくて気に入っています。」とご主人。「本当に、庭を愉しめる生活という、当初から考えていたことを叶えていただきました。たぶん今の時期が人生の中で一番いい時期じゃないかな。現役を引退して、仕事の責任やそういう苦しさがない中で、毎日思うように暮らせているから。」
趣味のオーディオを愉しめるよう造作した専用の棚を整理するご主人。
ダイニングの大開口からも庭の様子がよく見える。カーテンを開け放っていても外からの視線が気にならない。
ダイニングテーブルは丸形を採用。シーンに合わせて椅子の配置を変えて愉しんでいる。
自分たちがどういう暮らしをしたいかということを突き詰めていくと、それが家づくりにつながる
「家を建てるときに設計士の方にお願いしたことは、『家が一番いいと思えるような設計でお願いします』ということでした。大体その通りになって満足しています。」とご主人。「住んでから2年ほどは慣れなかったことや庭も育っていなかったことがあってなじめなかったけど、暮らしていく中で自分たちが好きなものを置いたりするうちに、今はもうすっかり好きになりました。家が一番。」と奥様も笑顔でお答えいただいた。
家づくりをする中で大切にしたことは?という質問には「打合せの段階で、こういう家にしたいとか、自分たちの暮らしぶりのことを聞いていただいて、イメージが膨らみました。自分たちがどういう暮らしをしたいかということを突き詰めていくと、それが家づくりにつながると思いますね。だからアルスさんが打合せで暮らしのことを聞いてくれたことは、非常に良かったなと思います。」とご主人。「やっぱりプロですね。」と奥様。お二人がしたいと思う『暮らし』と、アルスホームがご提案した『暮らし』が合わさり、お二人が納得のいく形で理想の家を叶えることができた。緑が生き生きとしたお庭が家族空間と一体的につながり、気軽に外に出入りできることで、日常の中に庭を愉しむ暮らしを実現している。
「よくネットでは、家を建てたけど後悔しているところがある、という記事があるけれど、僕たちはそうはならなかった。しかも、アルスホームしか検討しなかったので、何社も比べる家づくりの王道とは違いました。家づくりをするときは、暮らしをきちんと聞いてくれる住宅会社に出会うこと、そして自分たちがしたい暮らしを言葉にできるようにしておくことが大切だと思います。」
玄関前にも奥様のセンスが光るインテリアが映えている。
玄関から和室への導線の先には庭が見え、抜け感が感じられる。
客間としても使える独立した和室。塗壁、杉の目透かし天井、畳、障子といった要素が上質な空間を際立たせる。
室内からウッドデッキを介して気軽に行き来できるため、庭の手入れもしやすい。
5月はエゴノキの花が見ごろ。「下からの眺めがきれいですよ」と奥様。
苔は日当たりによって成長が違うという。庭の各所にある苔はどれも青々としている。
洗面コーナーは木製格子で程よく仕切られている。奥様によって水周りはピカピカに磨かれている。
ご主人が撮影した山野草のコレクション。上から八重チゴユリ、八重ニリンソウ銀杯、イカリソウ、ヒナソウ。