家を建てるなら、「こんな間取りにしたい」「こんなデザインが好き」と、理想の住まいを思い描く方も多いでしょう。
一方で、家族構成や生活リズム、好きなこと、土地の環境は、一つとして同じものがありません。
だからアルスホームは、一人ひとりの暮らしと土地に合わせて、住まいをつくる「完全個別設計」を大切にしています。
目次
- 「完全個別設計」は、「自由設計」とは違います
- 「ご要望をすべて形にすること」とも違います
- 土地と暮らしを合わせて考える
- 建築士がお客様の暮らしから考える
- ご家族が納得できる住まいのために

「完全個別設計」は、「自由設計」とは違います
「完全個別設計」と聞くと、「建築士が個別に、間取りの要望を聞いてくれる自由設計」と思われるかもしれませんが、そうではありません。大切にしているのは、その人、その家族にとって、どんな暮らしが心地よいのかを一から考えることです。
通常の「自由設計」は、「どんな間取りがいいか」「どれくらいの広さが必要か」というヒアリングに対し、「どんな暮らしが心地よいか」から考える「完全個別設計」は、モノではなくコトを重視し、お客様の本質的なご要望を叶えるための住まいをつくります。
朝起きてから出かけるまでの動き方。家族がそれぞれどんな時間を過ごすのか。一人の時間と家族との時間をどう過ごしたいのか。庭や光、風をどのように暮らしに取り込みたいのか。
そうした暮らしの一つひとつを考えながら、住まいのかたちをつくっていきます。
つまり、間取りをつくることが目的ではなく、その人らしい暮らしを実現するために、住まいそのものを考えること。
それがアルスホームの完全個別設計です。

「ご要望をすべて形にすること」とも違います
「なぜ、それが必要なのですか?」
ご要望をお伝えいただく際、その問いを私たちからお聞きすることがあります。
改めて聞かれると回答に困ってしまうかもしれませんが、私たちがその理由を掘り下げることで、言葉になっていなかった暮らしのご希望(潜在的なご要望)が見えてくることがあります。
たとえば「大きな収納がほしい」という要望があったとしても、本当に必要なのは収納量そのものではなく、物が視界に入らない、すっきりとした暮らしなのかもしれません。
「子どもを見守れるキッチンがほしい」という要望も、単にキッチンから子どもが見えることではなく、家族が同じ空間にいながら、それぞれの時間を過ごせることが大切なのかもしれません。
ご要望をそのまま形にするのではなく、その奥にある暮らしまで考える。
だからこそ、アルスホームでは「完全個別設計」を、「自由設計」とは区別しています。

土地と暮らしを合わせて考える
完全個別設計を考えるうえで、もう一つ大切なのが「土地」です。
同じ家族が暮らす家でも、土地が変われば、適した住まいのかたちは変わります。
隣家との距離、将来の周辺環境の変化、道路の位置と光の入り方、太陽の位置、周囲の景色、風の通り方。
それらを読み取りながら、その土地だからこそできる住まいを考えていきます。
たとえば、外からの視線が気になる土地なら、単純に窓を小さくするのではなく、視線をコントロールしながら光を取り込む方法を考える。
周囲に豊かな緑があるなら、その景色を暮らしの一部として取り込む。
限られた条件を「制約」として捉えるのではなく、その土地ならではの魅力を見つけ、住まいに生かす。
それも完全個別設計の重要な考え方です。

建築士がお客様の暮らしから考える
完全個別設計を行う建築士の仕事は、図面を描くだけでは足りません。
お客様の話を傾聴し、暮らしを想像し、土地を読み、さまざまな条件を整理しながら、一つの住まいとしてまとめていく必要があります。
だからアルスホームでは、建築士がご契約前からお打合せに同席し、暮らしのお話を伺います。
普段どのように暮らしているのか。家でどんな時間を過ごしたいのか。大切にしていることは何か。そうした会話を重ねながら、お客様自身もまだ言葉にできていない「こんな暮らしがしたい」を一緒に探していきます。
そして、その暮らしを実現するために、間取りや空間のあり方を考えていきます。
ご家族が納得できる住まいのために
完全個別設計とは、「他の家とは違う家をつくること」でも、「奇抜なデザイン」や「珍しい間取りをつくる」ことでもありません。暮らす人にとって必要なものを見つめ、整理する。そうすると、自分や家族にとって本当に価値のあるものが見えてくる。そうして「納得を積み重ねながら」生まれるのは、たくさんのものを詰め込んだ家ではなく、その家族にとっての本質的な価値がかたちになった住まいです。
家を建てることは、人生で最も長く過ごす居場所をつくること。そのため、住まいは人の人格形成にも影響を与えます。
家族の将来や、自分の人生を想い、納得しながら一緒につくっていくこと。
それがアルスホームの考える「完全個別設計」です。