居場所 -リビング-

最終更新日:2021.09.27

リビングは、情報媒体の多様化に伴って、TVを中心に構成される居場所では無くなってきています。そうした流れの中で、家具の配置や空間の使用方法について、より柔軟に受け止める必要性が出てきています。

リビングとは「何でもない時間をのんびり過ごす、家の中では唯一決まった行為の無い空間」と考えることで、余白を生み出しやすく、様々な可能性を広げることができるかもしれません。

例えば壁を余白とすると、本棚と椅子を置いて「読書スペース」、皆で映画を観る「スクリーン」、旅先の写真や子供の絵を飾る「ギャラリー」にする…というように空間を柔軟に使用でき、寛ぎや団欒の時間だけでなく、設えを愉しむ場としても機能します。

これからのリビングは、「TVを観ながら寛ぐ場」だけでなく、「興味関心事を共有する場」として捉えると、穏やかな共感の輪がひろがる居場所となるのではないでしょうか。