居場所 -ダイニング-

最終更新日:2021.09.26

ダイニングは、「食を通じた団欒の場」としての側面だけでは捉えられなくなっています。暮らしの多様化に伴って一人一人に個別の生活リズムがあり、家族揃って食事をする時間は稀なことになりつつある一方、場所を共有しながら別々の事をして過ごす時間は増加傾向にあります。

家事をしながら宿題を見守る、少し遅い夕食を食べている向いで本を読む、仕事をしている隣でコーヒーを淹れる…等、様々な時間が組み合わされる、家の中の交差点の様な空間として機能しているのではないでしょうか。

そのため、集いの時間は広々と使用でき、テーブルを共有しながら別々の事をする時も、ストレスなく過ごせる「大きなテーブルが置ける広さの確保」、落ち着きを阻害しない「動線計画」が両立されていることがとても重要です。

ダイニングは、「食事の場」だけではなく、「多目的に使用できる場」として捉えると、より豊かなコミュニケーションが生まれる居場所となるのではないでしょうか。