皆さんこんにちは。
今回は、仕事で大きな成果を出すために大切なことを記します。
私は、成功の要件は三つあると思っています。
①知識、②スキル、③物の見方と考え方です。
知識は「知っていること」、スキルは「できること」です。
この二つは、学びと経験によって着実に積み上げられます。
しかし、同じ知識とスキルを持っていても、
生み出す成果には大きな差が出ます。
その差をつくるのが、三つ目の「物の見方と考え方」です。
いわゆる、観点とよばれるものです。
観点とは、物事をどう捉え、何を基準に判断するかということです。
その第一の要点は、「事実に対する肯定的解釈」です。
例えば、お客様から厳しいご指摘をいただいたとします。
「また面倒なことになった」と受け止めるか。
「改善のヒントをいただいた」と受け止めるか。
事実は同じでも、受け止め方によって、
その後の意思決定の方向性は大きく変わります。
誤解のないように言えば、肯定的解釈は、
楽観や現実逃避ではありません。
事実は事実としてありのままに直視する。
そのうえで、常に建設的・生産的な結果を求める姿勢です。
肯定的に受け止めたあと、次に大切なのが
「判断の基軸となる視点」です。
私は三つあると考えています。
一つ目は、客観的な視点に基づく判断です。
自分の思い込みや好き嫌いではなく、事実とデータ、
第三者の目で多角的に認識するよう努力します。
二つ目は、本質的な視点に基づく判断です。
目の前の現象にとらわれず、「そもそも何を示しているのか」
という視点で、起きた事実の意味を整理することです。
三つ目は、長期的な視点に基づく判断です。
目先の損得ではなく、数年先、十年先にどうありたいか、
もしくはどうあるべきなのかという視点で判断します。
肯定的に捉えて、前向きな意思決定の方向性を定める。
そして、三つの視点でその判断が正しいかを確かめる。
この二段構えが、観点を養うということだと思います。
知識とスキルは、年齢や経験とともに積み上がります。
観点は、自分で意識して磨く人だけが高められます。
実は、観点を養うという修練の機会は、
すべての人に等しく与えられており、
今、この時からすでに始まっています。
若いうちから、ぜひ意識して取り組むことをお勧めします。