本社 企画開発部 エクステリア担当の野村です。

私事ですが、今の住まいに移り住んで7年の歳月が過ぎました。 当時、小学校に入学したばかりだった長女は今年、高校受験を迎えます。日々成長する子供の姿に、改めて月日の流れの早さを実感しています。

 

先日のスタッフブログでも「愛犬のためのドッグランへの改修」や「ライフステージによる変化」について触れていましたが、実は我が家でも、まったく同じような変化が起こっています。

 

住まいを計画するとき、私たちは「今」の暮らしを美しく整えると同時に、「少し先の未来」を想像します。ですが、その「もっと先」の未来はどうでしょうか?

 

我が家における「もっと先」の未来として起こった予想外の変化は、犬と猫を1匹ずつ家族に迎えたことでした。 リビングには犬のケージを、寝室には猫のケージを置き、子供たちは日常的に部屋を自由に行き来しながらペットを傍らに自分の時間を楽しんでいます。夕食やお風呂の時間には妻の賑やかな声が響き、家族としての充実感を実感する毎日です。しかし、そんな満たされた暮らしだからこそ、「この空間で、もっとこんな過ごし方ができたらいいな」という新たな望みが芽生えてきたのです。その変化は家の中にとどまらず「庭のあり方」も大きく変えることになりました。

 

当初は、子供たちとBBQやプール、家庭菜園、お家キャンプを楽しむための芝生庭を中心に計画していました。しかし、そこに予定していなかった「ドッグラン」の要素が加わり、ペットの脱走防止フェンスの設置が急務に。 さらに、賑やかな日常の一方で1人の時間も大切にしたい私は、釣りが新たな趣味となり、「釣ってきた魚を屋外で捌きたい」という思いから、新たに「外キッチン」が欲しくなっています。

 

実体験を通して痛感したのは、「人の暮らしや営みは常に移ろいゆくものだ」ということです。 歳月の変化とともに、家族の距離感や行動パターン、空間に求める役割は、静かに、けれど確実に変わっていきます。

建築そのものの骨組みを大きく変えることは容易ではありません。しかし、建物と庭を不可分なひとつの空間として捉える私たちの家づくりにおいて、ソフトである「エクステリア」を柔軟に見直すことで、住まい全体の快適性と美しさを、変化した暮らしに合わせて「あつらえ直す」ことができます。

 

私が所属するエクステリアチームには今年度から新たなメンバーが加わりました。 年齢も趣味も、置かれているライフステージも異なるメンバー同士で、日々の気づきや価値観を共有しながらデザインに向き合っています。多様な視点を持つチームだからこそ、お客様お一人おひとりの「今の暮らし」、そして「もっと先の暮らし」に寄り添ったご提案ができると信じています。

新築時はもちろん、お引き渡し後のお客様におかれましても、ライフステージの変化に合わせた「新しい暮らしのカタチ」をご相談いただき共に育んでいければ幸いです。 我が家のこれからの庭の工夫についてもまたこのブログで発信していきますね。