「正義は武器に似たものである」
そんな言葉を見て、組織における“正論”について考えさせられました。

 

組織の中では、“正しさ”が時に人を追い込むことがあります。

 

上司は経験も責任もある分、部下に対して正論を伝える場面があります。

もちろん、それ自体は必要なことです。

 

しかし、正しさだけをぶつけても、人の心は動かない。
一方で、ただ相手に寄り添うだけでは、組織としての成長も生まれません。

 

大切なのは、「正論」か「共感」か、どちらかを選ぶことではなく、
その二つをより高い次元で両立していくこと。
まさに「止揚(アウフヘーベン)」なのだと思います。

 

厳しさの中に理解があり、理解の中に成長への期待がある。
そうした関係性のある組織の中でこそ、
人は安心して挑戦し、育っていけるのだと思います。

 

相反するものを対立で終わらせず、より良い形へ止揚していく。
そうした姿勢の積み重ねが、組織の文化をつくっていくのではないでしょうか。