「器と中身」

最終更新日:2020.10.23

こんにちは
アルスホーム富山第一支店営業課の川原です。


夜がとても寒い時期になってきました。皆様お体には十二分にお気お付けください。

 

最近川原家では大きな転換期を迎えております。

それは、新築住宅建築のためです。昨年の9月ごろから川原家初めての新築計画(私の実家)をスタートし現在は建物もほぼ完成し12月には入居する予定です。(アルスホームで新築させて頂きました。)
後は12月の入居を待つだけの状態ですがここに至るまで川原家は少し変わった時間を過ごしました。
それは家族全員が揃うまでに約7年の時間が空いたことです。

私が17歳の時まで家族は現在も住んでいるアパートに4人で暮らしていましたが、その年の冬に父は単身赴任のため県外に引っ越しました。次に私が大学進学のため県外に引っ越し、同じ年に妹も県外の高校に進学したためその時から家族4人がバラバラに過ごすという少し変わった時期を過ごしいました。
その後は私が2年前、妹が1年前、今年の9月に急遽父が富山への異動が決まり9月から7年ぶりに家族4人揃って過ごしています。

今のアパートは狭いので成人した大人が4人住むにはかなり手狭です。それに7年ぶりに4人そろって暮らすことを考えると今の自分たちは問題なく共に過ごせるのだろうかと思い「大丈夫なのか?」とか「落ち着かないのでは?」と色々と心配しておりました。



実際住み始めてみると何も問題はなく昔と何も変わっていませんでした。むしろアパートの狭さがより家族のコミュニケーションを近いものにしてくれて、7年前より関係が良くなっているようにさえ感じました。
とある日の夜、リビングとダイニングを兼ねた部屋に隣り合った自室で作業していると、ふと父が部屋に来て私のベッドに転がります。父はタブレットで海外のバンドの動画を見ながら鼻歌を歌いそれを背中で聞きながら私は作業をして自分の時間を過ごします。ちょっとした生活のワンシーンでさえ常に家族を近くに感じられ多少の不便もありますが今のアパートで過ごしています。




2か月後には新居での生活が始まります。今の住まいとは打って変わり大きな建物での生活です。
単純に考えると今の暮らしと大きく変わり家族の距離感が変わってしまうのではないかと心配になるかもしれません。しかし、新築計画打ち合わせの際に家族が、どのように関り過ごすかをしっかりと打ち合わせした内容が落とし込まれた形となっております。

今の家族の関係性と家族の関りかたが考えられた住まい。この2つが揃っていれば今と変わらず、むしろより良い家族での時間が過ごせると確信しております。
入居の日を楽しみな気持ちと早く入居したいという落ち着かなさ、少し今の住まいへの名残惜しさを感じながら、残りの2か月間を過ごそうと思います