住まいのお手入れお役立ち情報

最終更新日:2020.07.06

こんにちは。


お客様センターの新田です。

季節の変わり目で不安定な天候が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。

今回は結露についてお話します。                                

☆原因・・・
水蒸気は、高温になるほど空気中に多く含まれます。
それとは逆に低温になるほど少ない水蒸気しか含むことが出来なくなり、
その結果水滴になってしまいます。
冬場暖められた部屋の空気は、外気によって冷やされたガラスなどに接触して結露になるのです。
冷蔵庫から出したばかりの冷えたビール瓶などに付く水滴、あれも同じ現象なんです。       

☆対策・・・
室内の温度・湿度を適度に保つことが大切です(室温20~22℃ 湿度40~50%)
⇒日常生活のなかでの水蒸気の発生をおさえる

燃焼タイプの暖房器具(灯油・ガス等)はなるべく使わない。
室内に洗濯物を干さない。
観葉植物や水槽等はなるべく置かないようにしましょう。
⇒ 換気をする

暖かい空気(水蒸気を多く含んだ)を時々逃がす。
とくにキッチン・浴室はこまめに換気しましょう。
⇒ 各部屋の温度差をなくす

水を器に入れると水平になるように、水蒸気も一定になろうとする性質があります。
その為、ある部屋で発生した水蒸気はドアや隙間を通って他の部屋に流れて行き、
全体として一定になろうとするのです。

☆ 最後に…
気をつけていても結露が発生してしまったら、すぐにふき取り、乾燥させましょう。
ぬれたまま放っておくとカーテンやクロスがシミになったり、
カビの発生やダニの育成をうながします。
アトピーやぜんそくの原因になるともいわれています。

毎日のこまめな対策が大事ですね。