建築に込められた意味を考える

最終更新日:2026.04.26

 

 

 

こんにちは。


企画開発部の吉田です。

 

新緑がさわやかで、心が癒される季節となってきました。少し肌寒い日もありますので、どうぞご自愛ください。

 

 

今回は少し遡り、昨年参加した建築講演についてご紹介させていただきます。

金沢市で行われている建築文化発信事業の一環として、
市民とともに建築について考える講演会が開催されており、参加してきました。

毎年11月末に開催されるこの催しは、平日にもかかわらず多くの方が来場され、建築への関心の高さを感じました。

今回登壇されたのは、建築家の藤本壮介氏。
大阪・関西万博のデザインプロデューサーを務められた方です。

 

(グーグルマップより引用)

万博会場の象徴ともいえるリング状につながる大屋根。

この特徴的な建築には、明確な思想が込められていました。

藤本氏は、このプロジェクトを引き受ける際、

 「その意義とは何か」を深く考えられたそうです。

当時、世界ではさまざまな分断が生じているとも言われていました。
そのような中で万博という場は、多様な国や文化、価値観が一つにつながり、共に未来を創ることができる——
そんな力強い希望を発信できる場であると捉えられたとのことです。

多様でありながら、人と人、世界と世界がつながり、絆を共有していく。
そのメッセージが円形の建築に込められています。

実際に会場を訪れることができる方は限られていますが、
一枚の写真やパース、航空写真を見ただけでも、
「この円の中に世界が集まっている」ということが瞬時に伝わるよう設計されているそうです。


 

 

私は実際に万博を訪れることはできませんでしたが、
こうした貴重なお話を直接伺えたことは、大変有意義な経験となりました。

 

 

建築には、単に形をつくるだけではなく、
その背景にある「想い」や「意味」をどのように表現し、伝えていくかが求められます。

私の業務の特性上、お客様と直接お会いする機会は多くありませんが、
住まいづくりの一端を担う立場として、こうした考え方を大切にし
住まいづくりに関わっていきたいと思います。

 

 

 

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