新人教育とは

最終更新日:2019.11.28

みなさん こんにちは
設計部の山田です。

10月に入り朝夕は肌寒く感じる季節になってきました。
インフルエンザが早くに流行始めているというニュースもありますが、皆様体調管理にはお気をつけください。

私は設計部の中でも実施設計という部分で仕事をしています。

実施設計とは、プランナーが書いたプランを元にお客様に提案する3Dパースを作成したり、
プランが確定したら図面を作成し、現場で工事が出来るように展開図・給排水図・建具表を作成したり、
家を建てる為に必要な申請業務をしたり、お客様とお会いする機会はありませんが、

設計の基礎となる部分を担ってる部分になります。

その為、新入社員が入社し、設計部に配属された場合、

まずは実施設計で何年か経験し、次のステップに進む人もいれば、
そのまま実施設計として、専門知識を追求する人もいます。

先日、今年入社した社員が、半年の研修を本社で終え、支店配属になりました。
このように、毎年新入社員を教育し、巣立ち、フォローし、

実施設計という通常業務の中に新入社員の教育という事が常にある部門になります。


話は変わるのですが、私には、中学生の子供がいます。

子育てと新人教育はすごく似ている部分があると私は思います。
子供に 自分が子供の頃は、昔は、などと話をしても全く伝わりません。

どうして分からないのだろうと考えても、イライラしても、何にもなりません。

でも、時間をかけて、相手の顔を見て、性格を考えて、ここまでは言ってもいい範囲。
これ以上は踏み込んではいけない範囲を見極めながら、
どういったらこの子に伝わるのかを模索し日々過ごしていると

いつの間にか子供の中にすり込まれていき、変わってきていることに気づかされる事があります。

それは新人教育でも同じだと感じます。

丁寧に同じことを何度も伝える事で、1年2年経つと入社した当時のあの不安そうな顔は何だったんだろうと
思うぐらい自信に満ちた顔になっていきます。

子育ても、新人教育も、育てる側の親も先輩も上司も

常に日々何が正解かを模索しながら歩み寄る事で その子、その人に自然と身についていきます。

そして、その人にとって後で振り返ったときに、
必要な時間だったと感じてもらえる時間を、家でも会社でも作っていきたいと思っています。

先日の支店配属になった子の壮行会の写真です。

笑顔から研修期間を経て旅立つ明るい未来が想像できます。