「人は二度生きる」
- 会長メッセージ
最終更新日:2021.08.02
GW明け。連休疲れのある方も多いのではないでしょうか。
今日からまたいつもの日常。
気を引き締めていきましょう。
大きな震災があった後、この記事のようなことを
耳にする機会は多くなります。
亡くなった人への想いが強ければ強いほど、ふとした時にその姿が見えるのでしょう。
以前、業界の先輩の葬儀に参列した時のこと。
葬儀委員長の、故人に語りかけるような挨拶の中に、
「人は二度生きる」という言葉がありました。とても心に残りました。
葬儀は故人との決別の場ではありますが、それは一つの区切り、形式的なもの。
故人は残された人の思い出に、心の中に、色濃く生き続けます。
私の父は私が18才の時に亡くなりましたが、
今までことあるごとに、心の中で父と会話しながらやってきたように思えます。
こう考えてみると、人の価値とは、
死んだ後、どれだけの人に存在感として残ることができるか、
ということなのだ、と思うのです。
だからこそ、生きている今、
日々の目の前の人との真剣勝負を疎かにしてはならないのです。