山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

前向き思考

  • 社長メッセージ
最終更新日:2022.11.26

皆さんこんにちは。

今回は「前向き思考」について記します。

私はたくさんの人と面談する機会があります。

その際に、精神的に辛い状況に対する
処し方を聞かれることがよくあります。

ちなみに、私自身のことを言えば
精神的に辛い状況に陥ることはほぼありません。

人間ですから、一瞬ストレスを感じることは
多々ありますが、その感情が長く続くことはありません。

また、他の人からは「前向きですね」ともよく言われます。

確かに、毎年受けている人間ドックでストレスチェックを
してみても、20ぐらいの項目で該当項目はゼロでした。

では、前向きに思考について詳述してみます。

ただただポジティブに「なんとかなるだろう」と考えるのも
前向き思考の一例かと思われます。

しかしながら、私の場合はこうした根拠の無い楽観主義に
基づいて前向きなわけではありません。

いつも心がけているポイントとしては、
まず、これまでの過去ではなくこれからの未来について考えます。

過去を冷静に振り返り反省することはとても大事ですが、
過去に起きたことを悔やんでも、起きた事実は変えようありません。

精神的に辛いと感じる方の多くの人に共通するのが、
過去の事実に対して悔やみ続ける傾向があります。

二つ目のポイントしては、自分でコントロールできる領域を
対象にどうすべきかを考えることです。

例えば、世の中とか他人は自分でコントロールできません。

従って、コントロールできない領域であれこれ考えても
何も成果は生まれないので、そこは思考の対象から外します。

世間や他人のせいにして溜飲を下げたり恨んでも
明るい状況が作れるわけではありません。

最後のポイントは、最善の行動は何かを考えることです。

今、自分で選択可能な「最善の行動」を即実行に移すことです。

行動を伴わない意思決定は何の成果も生みません。

まとめると、私が日頃実践している「前向き思考」とは
根拠のない楽観主義的ではなく以下の実践です。

①反省を踏まえつつこれからのことを考える
②自分でコントロールできる領域を選択する
③最善の行動を選択し、即実行に移す

今、自分が考えうる最善の行動をとっていれば、
苦境においても心が疲れたり折れることはありません。

前向き思考で前向きな毎日を送りましょう。