山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

自分を知る

  • 社長メッセージ
最終更新日:2022.10.29

皆さんこんにちは。

今回は「自分を知る」ということについて
考えてみたいと思います。

人は誰しも優れたところと不得手なところがあります。

話は変わりますが、社員と面談する際の基礎資料として
SPIのデータをよく活用します。

当然、その人の性格や思考、行動の傾向が数値で打点され
グラフに落とされて視覚化されています。

このデータの使い方の基本は、
「ここが良い」「ここが悪い」という見方をするのではなく、
どういう特性があるのかを客観的に理解するという点にあります。

データは68%の人に該当する(要は一般的水準)1Σゾーンと
28%の人に該当する2Σ、さらに4%の人に現れる3Σゾーンに区分されます。

つまり、3Σゾーンにデータがあれば「著しく強い傾向」ですし、
2Σゾーンでも「一般的な水準より強め」と考えることができます。

ちなみに私の場合は、達成意欲や活動意欲は3Σゾーンで、
かなり意欲的に素早く動くタイプであるとの結果です。

また、内省性や高揚性、もう少し具体的な表現にすると
難しく考えすぎ、感情を表に出さないという点については
2Σゾーンとのデータです。

つまり、自分なりに自然体でいると深く考えすぎたり、
なおかつ、何を考えているのかよく分からない人として
見られやすいということになります。

従って、私の場合は「そういうタイプである」ことを受け止め、
意識して「単純に考えてみる」とか、「自分の考えや思いを伝える」
という行動を意識して取るようにしています。

単純なことなのですが、自分のタイプを知り
不完全な部分を補うべく、意識的に行動することはとても大事です。

逆にやってはいけないのが、不完全な自分に対して
自分らしいとか、自分はこれでいいのだという間違った自己肯定です。

今一度、自分自身のタイプと不得手な部分を
客観的に整理してみるといいでしょう。

よく分からない場合は、自分をよく知る人から
フィードバックをもらうことも有効です。

その上で補うべく努力するだけで、
随分と自分を取り巻く環境が変わります。

「自分を知る。」

心豊かな人生を送る上で、避けることができない大事なテーマです。