原野 省三
アルスホーム株式会社
代表取締役会長
原野 省三

課題形成

  • 会長メッセージ
最終更新日:2022.08.13


課題形成

私たちの周りでも、似たようなことが起こっていると思いませんか?

人によっては課題を指摘するどころか「問題だ」と騒ぎ立てるばかりで、
その課題形成から解決策の検討・実行など、誰がやるか、ということになると
途端に黙ってしまうなんてことも・・・

自分で大きな責任を負いたくない、面倒くさい、自分には関係ない、
などの理由から
無難な対策で済ます、人任せにしてしまう
という事なのかもしれませんね。

でもこれでは視野が狭すぎるとか、視座が低すぎる、
と言われてしまいそうです。


集団でも個人でも、問題が起きた時には
全ては自分に原因がある、と
「自責」で考えることが大切だと思います。
”引き受け”といわれるものです。

自責で捉えないとなかなか正しい課題形成になりません。
問題の原因を他責としてズレた課題形成をしてしまったとしたら、
また同じような問題が発生することでしょう。

自分自身が当事者として、
「問題として何が起きているのか」
「その問題の本質は何なのか」
「課題は何なのか」

そして
「どうやれば最適な対策になるのか」
「自分ができることは何なのか」

を考えること。そして一人一人が
その時々の自分の最善を尽くすことで、

一つ一つの課題を解決することができるのだと思います。

周りの人たちに任せるのではなく、
自分自身で取り組んでいくということ。

直接自分に関係がなさそうなことでも、
自分事と捉え、課題解決に取り組むこと。

そうすることが、自分の成長に直結すると思うのです。

「今、自分に何ができるのか」
そんな時でも常に意識することができるかどうか、
一人一人に問われているのではないでしょうか。
もちろん、私自身も。