山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

天下の回りもの

  • 社長メッセージ
最終更新日:2021.06.05

皆さんこんにちは。

梅雨の季節が近づきつつあります。
今から夏を乗り切る準備をしておきましょう。

さて、今回はこれまであまり取り上げてこなかった
テーマを取り上げてみたいと思います。

それは「お金」についてです。

最近、「手っ取り早くお金を稼ぎたい」という話や
「仮想通貨をやっているらしい」等々の話を耳にしたことがあります。

私どもアルスホームにも若い社員が多いので、一度「お金」
についての正しい考え方を記しておこうと考えた次第です。


まず、最初に申し上げたいのは、「手っ取り早く」
お金を稼ぐことはできないということです。

もしあるとすれば、イリーガルな商売もしくは一過性のものに過ぎません。

また、私のこれまでの経験では「お金を稼ぎたい」と必死で
考えているお金持ちを見たことがありません。

ほとんどのお金持ちは、お金そのものではなく目的の実現に
エネルギーを注いでいることがほとんどです。

具体的には「自己成長」や「人材育成」、「社会貢献」などです。

簡単に言ってしまえば、彼らにとってのお金とは、何かに夢中になって
取り組んだ結果に付いてくる「おまけ」程度のものなのです。


従って、人生を賭けて取り組むテーマを考えることなく「お金儲け」
そのものを目的にするのは間違いであり失敗のもとなのです。


次に大事なのは、「詳細に説明できないものには手を出さない」
ということです。

最近は、投資を低成長の時代を生き抜く必須スキルであるかのように
謳っている記事をよく目にします。

しかし、冷静に考えてみると、証券や商品取引を見れば明らかなように
膨大な情報を持つプロでも失敗して大損を出す世界なのです。

また、どんな角度からでも詳細に話せるほどの知見を持ち合わせていないとしたら、
「よくわからないもの」に対して手を出しているということになります。

「よくわからないもの」に手を出すということは、言わば丁半博打を
しているのと何ら変わらないということなのです。

丁半博打を生業にして長期的に成功した人を私は見たことがありません。


最後に押さえておきたいのは、「お金で幸せは手に入らない」
ということを理解する必要があります。

あたかもコインの表裏のように幸せとお金が一体化している
考えを持っている人がいます。


確かにお金はあれば便利なものです。
不足していれば不自由を
感じるのも事実です。

しかし、幸せという精神的豊かさは自己承認や感謝、利他という
「心の姿勢」が芽生えて初めて感じるものなので、それをお金で
育むことはできないのです。つまり全く別物なのです。

実際に世帯年収が800万を超えるあたりから幸福度は上がらない
という研究データがあります。


(2020年のランキングです。北陸3県が上位です。
 世帯年収が全国一低い沖縄県が2位なのも頷ける気がします)

「正しい考え方」と「正しい努力」をした上で「必要な分だけ」
天下の回りものが手に入れば理想ですよね。