目の前で起きていることや、問われていることへの
解決策が分からず、どうにも次の一手が見いだせないことがあります。

つい短絡的な判断をしたり、帳尻を合わせようとしたり、
あるいは、見て見ぬふりをするのも現実かもしれません。

そして、そのことがあたかも過ぎ去ったかの如く
安穏（あんのん）としていると、異なる場面で
突然、同様の指摘を受けることがあるのです。

これは、あのとき現実から目を背けた自分に
追いかけられているのだと思うことが、よくありました。

不完全な自分を受け入れる。
そのうえで、なお悩み続けることに
自分の行く末が開けてくるのではないかと思うのです。