暮らしのインタビュー

【富山】お客様インタビュー|一人ひとりが寛げる、軒の出テラスのある家

[2021年3月記事作成]


2019年お引渡し|富山市|S様邸

一人ひとりが寛げる、軒の出テラスのある家

もともとはご主人のご実家で同居されていたS様ご家族。
ご実家近くに土地を購入し、南側に田園風景と山々を望む、開放的な敷地での家づくりがスタートした。

南側に大きく窓を設けることを前提とした計画は、奥様が希望する「日中もカーテンを開け放した生活」「自然の風を感じることができる心地の良い暮らし」に適している。


住まいのコンセプト
「広々使えるワンルームLDK」と「家事分担しやすい機能空間」を組み合わせ、料理や家事・寛ぎの時間を一緒に過ごす、ご家族5人の暮らしを気兼ねなく思う存分に愉しめること

ご夫婦とお子様3人の5人家族であるS様。
広々とした空間で家族が集う時間も、一人一人が寛ぐ時間も、家事を効率的に行う時間も両立させ、快適な暮らしを実現したいと考えた。
敷地の特徴である「南側に田園風景と山々を眺めることができ、日中は心地いい光が常に入る」という特性を活かしつつ、S様ご家族にあった暮らしご提案するため、アルスホームの設計チームで話し合い、S様と一緒に住まいの検討を重ねた。

家族5人が思い思いの時間を過ごせるよう随所に居場所を作り、外をのんびりと眺める空間も、ソファの背もたれに寄りかかってゆっくり寛ぐ時間も大切にできるよう。
成長する子供たちのためにも、ただ開放的で広いだけでなく、それぞれが心地よく過ごせるような落ち着いた居場所もある、メリハリのある空間を考えた。
その際、同居では難しかった好みの家具やインテリアを愉しむことができるスペースもプランに反映させた。



S様家の教育方針は「自分のことは自分でできるようになる」。
具体的に検討を重ね、「整理整頓を自分自身で進んで行うこと」を子供たちが自然に暮らしに取り入れるにはどのようなご提案ができるか考え、結果として、家族空間であるLDKに大きな壁収納を設け、子供たち一人一人のスペースを決め管理できるようにした。



(学校の用意や、帰宅してからお片付けの動線。放置するのではなく親も管理しやすい収納計画)

現在の暮らしぶりは、「眠るとき以外の時間は、家族みんなでLDKで過ごしています。」と奥様。
5時には全員が起床するというS様ご家族は、朝日が昇るのを感じながら心地よく過ごす「朝活」が習慣化している。
南東側の大開口から朝日を感じ、電気をつけずに過ごす時間を満喫する。
「朝は時間もあるので、子供のピアノの練習を見たり、勉強の時間にあてたりと、充実した過ごし方をしています。」と子供たちの成長を見守る大切な時間となっているようだ。

家事の面ではとにかく動きやすく、時間短縮になった。
LDK
、水周りを回遊できる家事動線により、家事をしながらピアノや勉強を見てあげたりでき、二つのことを同時にできる。

壁面収納は大活躍で、子供たちが自発的に片づけをする。「子供が3人いますが、空間をきれいに保てていて助かっています。」
これからも生活の変化に合わせて、収納場所を工夫したりしながら、もっといい時間を過ごせないか考えていきたいと、家で過ごす家族との時間を大切に想うS様らしく、暮らしを愉しんで頂けている様子だ。

LDKから大開口サッシによってゆるやかにつながるテラスと庭では、子供たちが元気よく走り回る。
「バーベキューやレジャーシートを敷いてランチをすることもあります。」と日ごろから外の時間も愉しむ。
田植えの時期は青々とした風景を一望でき、緑豊かな景色を見ることができる。
「のびのびと過ごす子供たちをLDKから見ながら過ごしたいと思います。今後お庭を整えて暮らしがさらに豊かになることを愉しみにしています。」



設計者の一言
間取りを大まかに決めていく「ゾーニング」という作業があります。
多くのお客様のご要望として「家事動線を快適にすること」「LDKを広々とした空間にすること」などがありますが、ゾーニングはそのようなご要望を取り入れ、「生活動線」と「寛ぎ空間」をとてもシンプルに設定します。そうすることでアルスホームの設計思想である「簡素という美しさ。」を可能にします。
もちろんさらに詳細な打合せを重ね、シンプルなゾーニング図は、ご家族が実際に生活しやすい住まいの間取り図となっていきます。
「叶えたい暮らし」を間取りに落とし込むだけではなく、生活動線や収納動線も同時に考えることで、本当の意味でご家族が満足し、快適にお過ごしいただける住まいが完成すると考えています。