【アルスホームの耐震性能】震度7相当と繰り返しの地震に耐えられる構造について解説します|富山・石川・福井・上越

最終更新日:2024.02.19

アルスホームの住まいの特徴には「内外一体の心地よさ」があり、その実現のために大開口・大空間を空間デザインに取り入れています。
そのため、耐震についてご質問いただく機会も最近は増えてきましたので、今回は改めて、アルスホームの耐震性能と、それを実現する技術について解説いたします。

目次

01.阪神淡路大震災クラスの地震波 震度7相当×2回と震度6弱×8回、合計10回の連続地震に耐えられることを証明
02.北陸ではアルスホームだけ。「地盤調査」と「微動探査(びどうたんさ)」の両方を標準で取り入れた耐震設計
03.「微動探査」は、適切な耐震設計を行う為に必要な調査です。
04.耐震設計を100%発揮する、高品質・高精度なプレウォールパネル
05.まとめ


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01.阪神淡路大震災クラスの地震波 震度7相当×2回と震度6弱×8回、合計10回の連続地震に耐えられることを証明


アルスホームが全棟標準採用している「プレウォール工法」は、「三次元実大振動実験」を行い、その性能を証明しています。

[実験内容]
・加振最大速度 818gal(阪神淡路大震災クラスの振動の激しさ
・北陸の湿って重くなった雪を想定して、積雪1m積雪荷重10トンで実験(業界初の積雪荷重)
・震度7相当×2回と震度6弱×8 連続加振回数 10回を行いました(11回目以降も性能が変わらないと想定)

地震が発生すると建物が揺れ、それに伴って構造体も動きます。地震後、構造体が元の位置に戻らず、形状変化が残ることを「残留変形」と呼びます。
残留変形量が50mm以上の場合は「建物が使用不可」、150mm以上の場合は「立ち入り禁止」であると言われていますが、上記の実験の結果、プレウォールの残留変形量はわずか7.01mmでした。
そのことから、アルスホームの建物は阪神淡路大震災クラスの大地震でも、その後の余震でも倒壊の心配はなく、住み続けられることが分かります。

02.北陸ではアルスホームだけ。「地盤調査」と「微動探査(びどうたんさ)」の両方を標準で取り入れた耐震設計


「地盤調査」とは、建物の重さに地盤が耐えられるかなどを知るための調査の事で、すべての住宅会社が実施しています。
「微動探査(びどうたんさ)」とは、振動からの地盤の特性を推測し地盤の揺れやすさを知るための調査の事で、この両方の調査を標準で行っているのは、北陸ではアルスホームだけです。

「微動探査」という言葉を初めて目にする方も多いと思います。
地面というのは、人の感覚ではわからないほどの大きさで常に揺れています。
その揺れをもとに調査し、目に見えるデータとしてあらわすのが「微動探査」の技術です。
「微動探査」を用いることで、その地面の「揺れやすさ」を知ることができます。
つまり「微動探査」と「地盤調査」の両方を行う事で、その土地に合った耐震性能の建物を設計することができるのです。

03.「微動探査」は、適切な耐震設計を行う為に必要な調査です。


アルスホームではその土地に合った設計を行う為に、全棟で微動探査を標準採用しています。
木造住宅は、1〜2秒の短周期地震動(キラーパルス)により地震が建物・設備と共振することで、建物に大きな被害が出やすいとされています。
実際に、阪神淡路大震災や新潟県中越地震および新潟県中越沖地震では、1〜2秒の短周期地震動が観測され、住宅への被害が多く見られました。
すなわち、揺れやすい地盤の上に、耐震性が不足している木造住宅が建つと、土地と建物が共振してしまい大きな被害が出る可能性があります。
また、「揺れやすい土地」は、地震のエネルギーを増幅すると考えられています。

例えば、ある場所で大きな地震が発生した際に、「揺れにくい地盤」の場所では震度6弱の揺れだったのに、「非常に揺れやすい地盤」では震度6強、震度7相当の揺れになる可能性があります。
購入した土地が「揺れやすいかどうか」を知ることは、適切な耐震設計を行い地震の被害を抑えるために大変重要と言えます。

04.耐震設計を100%発揮する、高品質・高精度なプレウォールパネル


設計士が正確に設計しても、その図面通りに完璧に施工するための高い技術力が無ければ、住まいの性能は100%発揮されません。
プレウォールパネルの製造は工場で行われ、部材調達、構造設計、プレカット加工、パネル生産までをオートメーションシステムを導入した一貫体制で実施しています。
構造体を工場生産とすることで、現場の施工技術に左右されることなく、設計性能を100%発揮することができます。

05.まとめ


アルスホームが全棟標準採用している「プレウォール工法」は「三次元実大振動実験」を行い、優れた耐震性を発揮することを証明しました。
震度7相当×2回と震度6弱×8回、合計10回の実験後、残留変形量を調べたところ、7.01mmという極めて小さな数字にとどまっています。
このことから、アルスホームの住まいは繰り返しの地震にも強く、地震後も住み続けられる耐震性があることがわかります。
また、「地盤調査」と「微動探査」の両方を標準で取り入れた耐震設計を行っているのは、北陸ではアルスホームだけです。
この二つの調査を行う事で、購入した土地に合った耐震性の住まいを建てることができます。
さらに、構造体である「プレウォールパネル」を工場生産することで、高い技術力が必要とされる現場施工とは違い、どの現場においても設計性能を100%発揮できます。

アルスホームの住まいは、内と外を大開口サッシで一体化した拡がりある空間提案を基本としながら、長期に渡り住み続けられる耐久性を持った性能を、基本仕様としています。
耐震等級は、長期優良住宅の認定に必要な「耐震等級3」相当を基本仕様としています。
詳しくはお近くの展示場スタッフ、営業担当にお問合せください。
ご来場お待ちしております。