心地よい間取り

最終更新日:2023.09.15

こんにちは、企画開発部の西野です。

8月に比べれば朝晩はずいぶんと過ごしやすくなりましたが、日中はまだ蒸し暑いですね。


突然ですが、「心地よい間取り」と聞くと何が思い浮かぶでしょうか?

私は普段WEB周りを担当しているので、間取りを考えることは一切ありませんでしたが、昨年自分の家を新築し、初めて間取りについて考える機会がありました。

担当者がどうやって間取りを検討していくのか、その過程はどういった作業があるのか、とても興味深かったです。

このブログでは、私が実際に家づくりを通して「心地よい間取り」のために経験したことを書きたいと思います。


01.実際の家を見に行くこと。

その住宅会社の家づくりが丁寧か、どういう考えで家を作っているのか、オーナー様が望んだ家になっているのかなど、この会社に任せるべきかどうかを確かめるために見学します。その中で、自分がこの住宅会社で建てたときのことを想像しながら、一軒一軒見学してみるのも家づくりの楽しみの一つです。

02.現在どんな暮らしをしているのか、どんな暮らしをしたいのかを家族と話し合うこと。

普段、自分の暮らしを言語化する機会はほとんどありませんよね(少なくとも私はありませんでした)。そのため、この作業を通して様々な気付きがありました。例えば、家族と家で過ごす時間の長さ、平日と休日の過ごし方の違い、幼いころの家での暮らし、暮らしの中で何が大切か、今の家で何が好きで何が嫌いか…。いろんなことを書き出していくのは時間がかかりますが、これが間取りを考えるうえで大切な要素となりました。

03.建築予定地を理解すること。

アルスホームの担当者は、その土地を理解するとき、多角的な視点で情報を整理しています。例えば、道路からの視線、太陽の動き、景色の見え方などを理解することで、より良い提案につながります。これを怠ると、道路に向かって大きな窓を付けてしまい、人目を気にしてカーテンが開けられなかったり、隣の家から自分の家が丸見えだったりして、寛げる家にはなりにくいと感じます。

04.暮らしの提案を受ける

暮らしや、理想や、建築予定地を知ることで、担当者は最適なLDKの場所、庭の配置、水周りの動線などを検討しています。
私たちの場合、建築予定地の見晴らしはいいのですが、傍には交通量の多い道路があったため、ゆったりと寛げることを優先して2階リビングの暮らしを提案いただきました。その提案を見たとき、とてもわくわくしたことを覚えています。こんな家に住めるんだ、私たちの暮らしがこんな形で表現されるんだ、とうれしくなりました。

私たちが家の中でどんな風に寛ぎたいのか、どんな風に家族との時間を過ごしたいのか、それを担当者がしっかりと聞いてくれて、私たちと同じか、それ以上に家づくりへの想いを伝えてくれたから、安心してお任せすることができました。お互いがお互いのことを話せるような関係で家づくりを進めることが出来たら、それは必ず「心地よい間取り」、つまりは「心地よい暮らし」につながっていくと思います。