住まいとともに変化する家族の時間
こんにちは。富山第1支店管理課の西島です。

長期寒波が襲来しています。みなさん一層体調にお気をつけてお過ごしください。
子育てをしていると、毎日が慌ただしく過ぎていきます。
朝も夜も時間に追われる日々の中で、「この時間がいつか終わる」ということを、
普段はあまり意識しません。
我が家の娘は中学3年生、3月には中学校を卒業します。
これまで毎日続いていた中学校までの送迎も、もう少しで終わりを迎えます。
毎日15分か20分ほどの短い時間ですが、
学校や友達の話をする日もあれば、音楽を聴くだけの日、乗った瞬間眠ってしまう日もありました。
特別な会話があったわけではありませんが、振り返ってみると、その「何もない時間」こそが、
親子にとって心地よい距離感だったように思います。
家の中とは少し違う、車という小さな空間。
無理に会話をしなくても成り立つ、お互いの心地よい時間でした。
「子育ての時間には限りがあり、家族とこれから過ごせる時間はどれくらいか」
家づくりの際、考えられることだと思います。
過ごす時間の長さよりも、どのような時間を過ごしたのかが大切なのだと
最近改めて感じるようになりました。
忙しい日常の中でも、
自然と集まる場所がある、沈黙が心地よい、それぞれが同じ空間で違うことをしていられる…
そんな住まいは、家族の距離を無理なく保ってくれます。
車の中で過ごした送迎の時間も、居心地の良さがあったからこそ、
記憶に残る時間になったのだと思います。

朝、娘を下ろしたあとのいつもの風景です。
(予備の靴にマフラー、座席後ろのポケットにはヘアアイロンにワックスなど娘の荷物が溢れています)
娘はこれから、自分の世界をどんどん広げ、いずれは親元を離れていってしまいます。
高校生、それからその先家族と過ごす時間も、今とは違う形になっていきます。
それでも、「帰ってきたくなる家」「心地よい時間が過ごせる家」があれば、
家族の時間は細く長く続いていくのではないでしょうか。
家づくりとは、間取りや性能だけでなく、
人生の中で過ごす“かけがえのない時間の受け皿”をつくること。
送迎の終わりが近づくこの頃、そんなことを改めて感じています。