結果は一緒でも
最終更新日:2025.12.23
皆様こんにちは。
富山第一支店 営業課の伊東です。

12月も下旬となり、いよいよ冬本番です。
空気が澄んでいるおかげか、最近は立山連峰がとても美しく見えますね。
今年は晴れの日が多く、日中はぽかぽかと暖かく感じる日もありますが、
朝晩はぐっと冷え込み、寒暖差の激しい毎日です。
皆様、体調にはどうぞお気をつけください。
さて、先日、そんな冬晴れの日の休憩中に、同僚と雑談していたときのこと。 同じ行動・結果でも、人によって目的や価値観は全く違うな、と改めて感じる面白い発見がありましたので 今回はそのお話をしようと思います。
「コーヒーを飲む」ことについての話題だったのですが
・「とにかく飲みたい」が目的だから、手軽でいつでも買える缶コーヒーやコンビニ派の同僚。
・「美味しいコーヒーが飲みたい」から、味に妥協せずハンドドリップやコーヒーマシン派の同僚。
・「味にこだわりはないが淹れる時間そのものを楽しみたい」から、ハンドドリップをする私。
それぞれ少しずつ違う目的をもっていることで盛り上がりました。
どれがいいという話ではなく、
同じ「コーヒーを飲む」という結果でも、背景にある想いや求めるものは三者三様ですよね。
家づくりにも似た部分があるな、とこの時思いました。
例えばお客様から「リビングに畳コーナーが欲しい」などのご要望をいただく際、
私たちアルスホームは、必ず「なぜ、それが欲しいのか?」とお問いかけしています。
言葉の奥にある「なぜ?」をご一緒に考えていくと、
お客様自身も気づかなかった本当の想いや、
もっと暮らしにフィットするアイデアが見つかることがよくあります。
「畳コーナーが欲しい」というご要望も、その理由を伺うと、実は畳そのものではなく「気軽に腰かけたり、寝転んだりできるスペース」を求めている、というケースも少なくありません。
もしそうであれば、畳にこだわらなくても、もっと最適なご提案ができるかもしれません。※もちろん畳コーナーを設けることが最適なこともございます。
今のお話はあくまで一例で、
好きなことや苦手なこと、趣味、お仕事の話といった会話の中からも、
ご家族の暮らしを豊かにするヒントが見つかります。
私は、そんな会話を通してお客様の価値観を深く理解し、ご家族にとって本当に心地よい住まいをご提案したいと思っています。