マグネットポイント

最終更新日:2019.11.30

こんにちは 設計部の林です。

アルスホームは昨年11月に本社社屋を増築し、オフィス環境を一新しました。

社員の増加により手狭になった事が第一の理由ですが、さらに気持ちよく働ける環境を目指して社員の『マグネットポイント』を設けました。

プリンター・コピー機、事務用品、冷蔵庫に水場をオフィスの中央あたりの一箇所にまとめて、その回りをカウンターで囲んで、人が集まり自然なコミュニケーションが生まれるようにしました。

現在それなりの効果は見られますが、何しろ真面目な社員ばかりなので長居しているとサボっているようで後ろめたいのか?? 磁力はまだまだ弱いと感じています。

社員の皆さんはさらに積極的に利用しましょう。何気ない会話から新たなイノベーションが起こるかも知れませんよ。

 

一方私たちがご提案している住いにおいても、『マグネットポイント』は存在しています。

一般的にはリビングやダイニング、あるいはキッチン廻りが、家族が自然に集まってくる場所になっているのではないかと思います。また古来より炎の回りに人は集まると言われるように、薪ストーブを設置された住いでは、やっぱりその周りに人が集まりやすいとお聞きしています。

20年前までの前世紀後半はテレビが強力なマグネットポイントでした。しかし現在ではその磁力は弱まり、家族空間全体に広く散らばってご家族ごとに個性があるように感じられます。

私たちが設計を進める際にも、そのご家族にとっての心地良い居場所はどこなのか?好きなコトや価値観等から推はかり、プランをご提案しています。

住い空間はご家族の人生というものがたりの舞台と考えています。これから住いをお求めになる方は、表層的な見た目のみに捉われないで、ご家族の幸せな暮らしのシーンを出来るだけ動画で思い浮かべて、それぞれの心地良い居場所について設計者にぶつけてみてください。

私たちならきっとお応え出来ると確信しています。