想いの源
こんにちは。設計課の長谷川です。

このところ夏日が続き、早くも初夏の気配を感じます
シャツ一枚がちょうどよく感じるこの季節
冬は距離感すら感じていた庭に事あるごとに出て過ごしています
なんでこんなに『外』が好きなんだろう...
ふと思い起こすと、子供の頃の体験があるのかもしれません
我が家の週末はショッピングセンターやテーマパークよりも
ちょっとだけ足を延ばして山や川に行くことが多かったように思います
日帰り温泉に入り、スーパーで買った総菜を川原で食べて、そのまま川遊びして...
とっておきの旅行ではなくて、いつもの日曜日に過ごす場所であったことが
自然と私自身が心地よく感じ、体に染みついていたのかもしれません
今、我が子にも伝えたくなるような素敵な体験だったんだな、と感じます
そんな想いも交じる庭は、私の特等席
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外に出るのに『ちょうどよい季節』ですが、人それぞれ感じる心地良さは違います
暖かい日、涼しい日、陽が昇る時、沈む時...
いろんなシーンがありますが、私は『 風の無い日 』が一番心地よく感じたりします
風で揺らぐカーテンや木陰も風情があっていいのですが
何も動くものが無い、温かくも寒くも無い、そんな無心になれる時間が
とてもリフレッシュできるのです(日々の疲れを感じさせてしまうような文ですね...)
『無心になりたい』 その言葉をもっと体感できるようにしたら
ダイニングから庭は真っすぐ見れた方が良かったんじゃないか?
木はもっと脇に植えた方が良かったんじゃないか?
なんて今更変えられませんが、間取りやデザインだけではない
様々なアプローチや手段がある事に改めて気づきます
お客様のご要望には、それぞれの経験や価値観、言葉にできない事が秘められていると思います
私たち設計課では想いをお聞きし、共感し、本質を見極める事も
重要な設計力と捉え、様々な取り組みを行っています
私たちの『 聞く力 』をお客様の充実した暮らしに繋げ、多様な角度からご提案ができればと思います