チームで設計する
最終更新日:2025.02.02
設計部門の伊藤です。
住宅の設計はここ数年で補助金制度、性能や法令関連等とても複雑化してきました。またお客様に求められる対応力や提案力もより高くなっています。
担当者の習熟度の違いによる品質のばらつきをなくし、高いレベルで品質を安定させ、それを持続していく事が重要であると考え、当社では数年前よりチームで設計することに取り組んでいます。
支店設計課と本社詳細設計、本社実施設計という各セクションが、連携しブロジェクトを進めていく上で、当然ですが、伝えるという事が必要になります。多くの時間をかけては設計方針やインテリアの方向性、デザイン意図等の共有を図り、アイデアを練り上げて設計しています。
当社でも時代の流れに逆らわず、残業ゼロを目指して業務のあり方の改革を進めています。その一環として会議やミーティングを今までの75%の時間で実施中ですが、時短に気を取られ過ぎないように注意しています。
チームで設計する事は一人で考える事よりも多くの共有する時間が必要になりますが、対話が生まれその中に新しい発見や可能性があり、新しいアイデアから新しい価値につながることもたくさんあります。
目先の効率だけにとらわれず、未来の可能性を広げるための時間と捉えて、時間を気にしつつも対話を大切にし、『チームで設計する』ことを追求したいと思います。