新たな模索
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
5月にコロナが感染法上の5類となったことから
人の動きが徐々に戻りつつあります。
5月以降、旅行や食事を楽しげにしている姿を見るにつけ、
4年前までの日常がそうであったことを今になって改めて思い出させられます。
しかし、逆に大きく変わり元に戻らないものもたくさんあります。
例えば、スーツやネクタイ。
カジュアル化がどんどん進み、
リラックスして執務ができるスタイルが主流になりました。
出張などもそうです。
情報を取得するだけならオンラインで事足りることが多く、
全ての出張需要は元に戻らないでしょう。
社内に目を向ければ、コロナ禍前は宴席があり
会社を挙げての旅行や懇親会などもありました。
そろそろ、こうした社員同士の交流を再開しようと考えているのですが、
ただ元に戻すということにはやはり違和感を感じます。
これまでより個人の選択や主体性、多様な目的が
あるべきではないかと考えているところです。
また、社会全般を見るとSDGs的なコンセプトが浸透し
多様性が幅広く認知されるようになりました。
会社においても、一律に組織への従属を求めるような考え方は
急速に薄れつつあります。
代わりに、全ての人が自由で自己責任で判断すると同時に、
明確な貢献を求める働き方が台頭し始めました。
リスキリングやジョブ型雇用はその典型です。
自分でスキルアップし出来るジョブを増やして
自ら報酬を上げていく新たな働き方へのシフトです。
大きく俯瞰してみるならば、社会全体が
古いものを放棄して新しい社会に向けて成熟するべく
与えられた試練とも考えることができます。
当たり前の日常が戻りつつありますが、
先に述べたように元に戻るのではなく
螺旋的発展をしながら元に戻るのです。
新たな時代の組織文化、個人の自律、
革新的な業務プロセスイノベーション・・・
これからの新しい時代にふさわしい
新たな企業スタイルへの変革が急務です。
我々アルスホームは、いつの時代にあっても
新しい価値を創造できる会社であり続けたいと考えています。
着実に一歩一歩進めて参ります。