山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

マネジメント

  • 社長メッセージ
最終更新日:2023.06.10

皆さんこんにちは。

先週の日経新聞のコラムで新鮮に感じたことがあります。

記事そのもののタイトルは、
「動画で学びやすいスキル10選」というものでした。

恐らく、昨今の流れから言ってデジタルスキルに
関するものが多いのだろうとまず思いました。

記事を読むと、確かにプレゼンテーションや
DX関連スキルがありました。

新鮮で意外に感じたのは、10のスキルのうち
3つがマネジメントスキルについてでした。

自分の現在の仕事は、
まさしくマネジメントそのものと言えます。

まず、自分がどこでいつマネジメントを
学んだのかを振り返ってみました。

最初に思い浮かべたのは、学生時代に貪り読んだ
ピーター・ドラッカーの著書です。

洋書の翻訳にありがちな難解なニュアンスが多く、
ましてや社会に出ていない自分にとっては
具体的に何を意味するのか実感できないことが多かった記憶があります。

次のマネジメントを学ぶ機会は、30歳を過ぎてから
チャレンジした企業診断士の勉強においてです。

この時に、グロービスのMBAシリーズも
合わせて何度も繰り返し読みました。

当時、マーケティングと経営のスペシャリストを目指していた自分にとり、
大いなる学びの時期であったと記憶しています。

ここで重要な新たな気づきがありました。

それは、勤務していた会社からは何らマネジメントを
学ぶ機会が提供されなかったということです。

また、学問として一定程度体系的に学ぶことができるのは
ごく一部のビジネススクールや大学に限定されます。

加えて、マネジメントという概念がカバーする範囲は極めて広く、
基本となる資格や専門書が不明確で、これさえ学べば大丈夫という
公知の基準がないということも理由としてありそうです。

そもそもマネジメントとは何か?

まず、マネジメントの一般的定義について確認しておきましょう。

「マネジメントとは資源や資産・リスクなどを管理し、
経営上の効果を最適化しようとする手法」

うーん・・・イマイチ解るような解らないような・・・
もう少し噛み砕いた文章では、

「マネジメントは経営管理や組織運営などを意味します。
具体的には、組織の成果を上げるためにヒト・モノ・カネなどの
経営資源を効率的に活用し、リスク管理を行ってあらかじめ設定した
組織の目標やミッション達成を目指すことをいいます。」

これはもう少し理解しやすいですね。

この広範なマネジメントの知識やスキルを
どう組織知に置き換えていくのか?

新たな宿題を頂きました。

頭を悩ませつつ取り組んでまいります。