山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

多様な変数

  • 社長メッセージ
最終更新日:2023.02.11

皆さんこんにちは。

今回のタイトルは「多様な変数」です。

最近頻発している、高い不確実性ついて考えてみます。

振り返ること1年前、
年が開けた時に誰も戦争が始まるとは思っていませんでした。

また、最近の出来事では
トルコ・シリアで大きな直下型地震があったばかりで
困難を極めています。

生活を振り返れば、
春から電気代が今より5割近く値上げされ、
新車は納期が1年から4年ほどかかるご時世です。

サッと振り返っても、こんなことになるとは
想像もしていなかったことばかりです。

たった1年ほどの間に、思いもよらないことが次々に起こり、
将来の見通しなど何の役にも立たないような気持ちになります。

だからと言って、刹那的に自暴自棄になったり、
思考停止を続けていてもなんの解決にも繋がりません。

結論から先に言えば、
これらの想定外の投げ込まれた変数は
受け入れるしかありません。

これは個人に限らず会社も同様です。

物価高や賃金アップへの対応、DX等の技術変革、
人材の流動化や学び直し、働き方改革など
多様な変数への対応が急務です。

自分自身の社会人生活を振り返っても、
これほどのたくさんの想定外の変数への対応を
短期間に迫られた記憶はありません。

しかし先に述べたように
戸惑い、自失しているだけでは
何も良い結果は得ることができません。

今の現実を受け入れ、多様な変数を受け入れ、
うまくバランスを取ることが
企業にも個人にも求められています。

また、バランスを取る際には、
大局観と原理原則を軸にしっかりと据えて
目線を下げないことが重要です。

折しも、現在経営計画の策定プロセスにあります。

あらゆる変数を取り込みかつ、振り回されないよう
目線を上げてバランスの良い施策になるよう考え続けています。